Ver.Ka遍歴を語ろうか

いきなりですが、Ver.Kaのキットをいくつ作ったことがありますか?
いうまでもなく、Ver.KaとはMGガンダムVer.Kaから始まった、カトキハジメ氏徹底監修のキットのことであり、シリーズ開始当初はカトキ氏デザインのMS中心のラインナップでしたが、近年は他デザイナーのMSのカトキ氏アレンジ+徹底監修といったものも多く、相変わらず私にとっては次は何?といった興味を最も掻き立てられるシリーズな訳です。
店頭での特徴としてはタミヤのMMシリーズを彷彿とさせる白バックで格好いい素立ちポージングのパッケージが挙げられます。

さて、冒頭の質問ですが、今年の夏休みに作成するキットとして、久しぶりにVer.Kaのキットを購入したこともあり、これまでいくつか作成したVer.Kaを振り返ってみました。
以下、パッケージ、完成品の順で紹介します。


■MGガンダムVer.ka
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記念すべきVer.Kaの第一弾。発売された時は夢かと思いました。
ネットの浸透も現在ほどではなく、店頭で初めてこのホワイトパッケージを見た時はしびれました。

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で、制作したのがなぜかプロトタイプ。胴は定番のMGジムカスタムの流用です。設定上白いところをシルバーで塗装したのがポイント。
脚も延長してるなー。画像小さいなー。


■MGウイングガンダムVer.Ka
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これも発売された時は夢かと、、(そんなシリーズなんです)
今でも通じそうなプロポーションと、豊富なウエポン類が付属しており、お得感がものすごい。
実はプラの成型色も非常に美しく、甘美。

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ストレート組みに見えて、結構手を入れていて(特に胸の黄色いところとか、両肩のバルカンポッドが入っている部分とか)、実はまだ完成していないという。
もう、十数年この状態ですが、そんなことをしていると、現代の自分のディテールと全然合わなくなってしまい、どうしようか迷ってるところ。
肩の白い部分だけツヤッツヤにしているのがポイント。甘美さ倍増。


■MGVガンダムVer.Ka
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これも発売した(略)
小ぶりなMSなのに、変形するし、コアファイターも入ってるし、凝縮感がものすごい。
もともとディテールの少ないデザインをベースに、ガツンと効かせたディテールの疎密加減がさらに凝縮感を加速させている。え?何をいってるかわからない?そんなはずはない。

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、、のせいか、手が縮こまって、全くディテールを追加することができなかった。でも満足。、、な変な印象を制作後に感じた、もう一回作んなきゃいけない模型。
詳細はこちら >> MGVガンダムVer.Ka


■MGユニコーンガンダムVer.Ka
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数年の海外赴任から帰国後真っ先に買った模型。
その直後くらいにフルアーマーの設定が公開され、2個追加で購入。シールドが3個必要だから。(←おかしい)
でも Ver.Kaのキットはどれもパーツのディテールが格好いいから、流用パーツとしても超優秀。
本体が余っても使い道はあるある。

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完成までこぎつけたのが、自分でも信じられない。いくつかの兵装はフルスクラッチだし、複製もしてるし、実はプロポーションも脚を短くしたり結構変更している。
そうそう、サイコフレームの色は青信号の色を目指したんですが、割と気に入っています。
詳細はこちら >> MGユニコーンガンダムVer.Ka


■MGνガンダムVer.Ka
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この辺りから、主要なガンダム系MSのカトキ氏によるリファインが始まったのか?それはそれで嬉しいぞ、なνガンダムVer.Ka。緑のサイコフレームの処理も全然受け入れます。

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ダブルフィンファンネル仕様で制作しました。
めちゃくちゃ格好いいんですが、撮影がうまくいった、という印象しかないのはなぜ?
詳細はこちら >> MGνガンダムVer.Ka


■MGクロスボーンガンダムX2Ver.Ka
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プレミアムバンダイ限定のVer.Ka
実は当時制作していた別のMSのパーツ取り用に購入しました。その対象は、、

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RE100のビギナギナです。ベラロナの駆るMSとして、そしてクロスボーンガンダムとの関わりを感じるような改修を試みたのですが、そうなるとショットランサーやクロスボーンガンダムの武装一式はもたせたいし、胸左右のフックなどの共通性も、、ということでクロスボーンガンダムX2からいろいろいただきました。でもその他の部品も今制作中のエターナルなどに使われていて、十分以上に元は取っていると思われます。
詳細はこちら >> RE100のビギナギナ
詳細はこちら >> PGエターナル

、、ということで、結構これまで制作してきたVer.Kaですが、今夏制作するのは!?
早く到着しないかなー。

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来た。でけー。



2月は松本へ模型を見に行こう。The GUNDAM展示スタート。松本グルメガイドつき案内


オラザク選手権大賞のThe GUNDAMですが、受賞後、昨年末まで新宿のヨドバシカメラで展示していただき、多くの方に見ていただきました。

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僕もギリギリの時期になってしまいましたが見に行くことができ、多くの方に見てもらえている様子が垣間見れて、ひたすら感動しました。(同時に横に並んで展示されていたゼクツヴァイの完成度に恐怖いたしました、、あれはスゴイ、、。)実はこれまで自分の完成品は完成後はもれなく手元を離れてしまっていたので、完成品を展示して見ていただくことって今までほとんどありませんでした。数年前の千葉しぼり主催の「旧キット選手権」でゲスト参加した時に賞品として「ドムトザク」、展示品として次元Gガンダムを展示したのが初めてで、その後は長野県の模型サークルTgTの仲間に見てもらい、いろいろアドバイスをもらっています。しかし、今回のオラザクへの応募を経て、これまでの、お客様の手元に届き、見てもらうこととは違う緊張感と喜びがあり、もっと見てもらいたいという気持ちの変化につながり、さらにGPWC応募を真剣に検討している今の状況に至っては、自分の変化に驚くばかりです。
Webでの見せ方の工夫、フォトコンテストでの見せ方の工夫があるように、実物を見てもらうときの工夫の余地がものすごいということがわかったことがヨドバシカメラでの最大の発見です。早い話が、もうあの手この手で見せる気満々です。

さて、話が長くなってしまいましたが、ここからが本題。その後、The GUNDAMはいったんホビージャパン編集部から帰宅し、現在(2/2から)長野県松本市の文教堂JOY B's Hobby 松本店にて展示していただいています。

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だいたい1か月くらいの展示を考えていますが、この展示期間中には松本での期待の模型展示会「松本城下町モデルコレクション」がありますので、
展示会のついでに見ていただければと思います。
展示会とお店へは近いので、歩いて行けます。ルートや近辺のおすすめの飲食店情報は記事後半で。

文教堂JOY B's Hobby 松本店のショーケースは前からも後ろからも作品との距離が近く、店内のレイアウトもゆったりしており作品が見やすいです。
展示高さも少しのあおりポジションなので、「あの」ホビージャパン表紙のアングル中心で見ることができます。ヨドバシでは鏡越しにしか見てもらえなかった背面も間近に!実は背面も頑張って作ったのでぜひ見てほしいです。

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ショーケースには奥川康弘氏の作品も展示されていますので、かなりの見ごたえですよ。奥川氏の作品に魅入られつつ、ふと後ろを振り返れば氏の作品集が並んでいるという、立体的なたまらない構成になっています。(これは買ってしまう、、。)

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文教堂JOY B's Hobby 松本店の紹介ですが、ちょっと松本市の規模からは考えられない、オールジャンルの模型、素材、工具、資料が充実した模型店です。
個人的には松本市の奇跡だと思っています。模型をはじめとするホビー関係の売り場も広いのですが、同じくらいの広さのコミック売り場がエレベーターを挟んで隣にあることも参考まで。

■文教堂JOY B's Hobby 松本店 Twitter>>

そして松本城下町モデルコレクション!

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松本城下町モデルコレクションは今年記念すべき1回目の模型展示会で、県内外の腕利きのモデラーをはじめ、ゲストモデラー松本州平氏、奥川康弘氏、齋藤雅也氏の展示、テーマコンペなど、オールジャンルのかなりスゴイ展示になりそうでワクワクが止まりません。僕の作品は文教堂JOY B's Hobbyでの展示になりますが、当日はもちろん見に行きますので、皆さんとお話ができればと思います。

■松本城下町モデルコレクション Twitter>>
2020年 2月22日(土)-2月23日(日)
松本中央公民館 Mウイング 6階ホール

■せっかく松本へいらっしゃるみなさまへ、松本はおいしい店が多いですが、僕が夫婦でよく行くお店を紹介しますね。Enjoy!
・さぱんじ おいしいパンやさん おみやげや歩き食べに >>
・香根(かね)おいしい台湾料理のお店 17:00からなので打ち上げに? >>
・チャイナスパイス食堂 おいしい中華(ツマのおすすめ)>>
・オールドロック 本格パブ。ビールを一杯 昼からやってる。松本城下町モデルコレクションの近く。>>
・ペグ ワインのおいしい落ち着いたバー 昼からやってる >>
↑ここまで会場から徒歩圏
↓ここからは会場から数キロあるので車で行った方がよいお店
・麓庵かつ玄 古民家かつやさん 松本にお客さんが来た時にはいつもここ。 (松本から3キロ) >>
・きまぐれ八兵衛 とんこつらーめん 「きまのせ」がオススメ 松本市内にもあるけど行くならこっち(松本から10キロ 安曇野市) >>
・大梅(おおうめ) お蕎麦屋さん 「かもつけ」と「おまかせ」で天国。 安曇野にお客さんが来た時にはいつもここ。 (松本から20キロ 安曇野市) >>

松本城下町モデルコレクションの会場の松本中央公民館 Mウイングから文教堂JOY B's Hobby松本店へのルートはこんな感じです。

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当日は松本城下町モデルコレクションを見て、うけた刺激を制作意欲に変換しつつ、文教堂JOY B's Hobby松本店へ行って買い物をし、(ついでにThe GUNDAMを冷やかし、、)そして本格パブでビールを一杯やりながら展示会の作品の感想を語り、また松本城下町モデルコレクションへ行き、、という模型三昧な過ごし方はいかがでしょうか?

僕は2/22に行く予定です。当日はmat modeling service号外 手書きのブログ、「2月の松本で模型を楽しむ特別号The GUNDAMの見どころガイド」を枚数限定で手配りで配布予定です。当日は黄色のニット帽(か、ボーズ頭)で、こんなカードを下げてますので、気軽にお声がけしてもらえると嬉しいです。

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今年の冬は暖かいですが、まだ2月、油断はできません。凍結や雪など足元には気を付けて(特に車は)来てくださいね。

最新の状況は mat Twitter>>から





フィギュアでもやもや


足元のフィギュアがなぜテムレイなのか?については以前説明したのですが、今回はそのフィギュアについての続編。
簡単な作り方の紹介と、目指す模型像について軽く。

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なぜテムレイなのか??>>なぜフルハッチで見栄を張ったポージングなのか問題

ベースにしたフィギュアは鉄道や建築模型で使うフィギュアです
100体入って1000円でした



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13種ほどの男女がはいった無塗装品で、スケールはだいたい1/50とのこと。
フルハッチオープンのガンダムは1/60ですが、MSと並べるフィギュアは実際のスケールより大きめが見栄え的にもよいと感じているので問題なし。
今回購入した商品に入っていたフィギュアのバリエーションを並べてみました。
成型色が白で立体感が掴みにくいので、画像は軽くライトグレーでスミ入れしています。

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こんな感じで、ふんわりと男女のペアリングがされているように見えなくもない感じです。
今回はエンジニア風に白衣を着たテムレイを製作しようと考えていたので、狙いのフィギュアは画像右端の1体です。

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見ての通り、ハーフコートを着たガッチリ体系の男性ですが、これを強引にエポパテで上着の丈を伸ばして、ポージングを調整して、髪をエポパテで整形して、後は、色のパワー(紫色の髪の毛)に期待することにしました。フィギュアはほとんど塗ったことがないので、肌にさっとひと塗するだけで陰影がつく魔法のスミイレ塗料に全面的にお任せでございます。



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そんな感じで作ったテムレイですが、二プコムで見てもらったモデラー仲間にテムレイとギリギリ認識してもらえたのはうれしかったなあ、、。

ところで、ホビージャパン別冊「How to build GUNDAM2」の伝説の作例の1つに小田氏のジオングが挙げられると思うのですが、その足元に緑のノーマルスーツ姿のジオンの一般兵が立っているのをみなさんご存知でしょうか?

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僕はこのフィギュアとジオングの関係が大好きで、いつかこんな作品を作ってみたいと思ってたんです。
足元に同スケールのフィギュアを置くことで、MSの巨大さが表現できるのはもちろんですが、それだけではないんです。

フィギュアがパイロットのシャアじゃない、、なぜ一般兵?ってことで、見ていてちょっと「もやもや」するんですよね。そしてちょっとして、あ!あのフィギュアは「足は飾り」の下りのあの整備兵??などとあとで気づきや驚きが追いかけてくるような。そんな気づきのプロセスが体験できるような、その結果いつまでも印象に残るような、4次元的な世界観に満たされた作品を。

今回のフルハッチオープンガンダムも足元のフィギュアがパイロットのアムロじゃなくって、もやもやした方がいらっしゃったら嬉しいなあ。