2018/07/14

最近のパッキングについて

実はオークション歴18年のmat modeling serviceです。その間、いくつの完成品を落札者様にお届けしたか正確な数はわかりませんが、完成品をお届けするパッキングについて、旧キットのドムトグフあたりからちょっとづつですが改善して、RGユニコーンガンダムや、ハイレゾWガンダムあたりである程度目処が立ちましたので現在どんなパッキングでお届けしているのかご紹介します。

mat modeling serviceのパッキングのプライオリティーは以下のとおり
①壊れずに届けることができる
②開梱時のワクワク感がある
③簡単にディスプレーできる
④保管がしやすい

■反省したよー、、。
オークション出品当初はとにかく破損することなしに確実に落札者様にお届けすることが重要だったので、腕や足などユニットごとに細かく分けてエアキャップやビニールの小袋に包んで梱包していました。確かに破損の報告はほとんどなく、狙いは満たしておりましたが、別れたユニットを開梱後に組んでもらうことはストレスになってしまっているのではないか?自分は製作者だから構造を理解してるけど、足を胴体につけるのも緊張を強いてしまってないか?、から始まり、いやいや、それよりも客観的に見て、蓋を開けた時に梱包されたパーツがいくつも入った感じはあまり印象良くないのでは??ワクワクしてもらいたいのにがっかりさせてないか?ハラハラさせてるし!仕事でUX(ユーザーエクスペリエンス)とか言ってるくせに全然できてないやん!自分!と加速度的に反省し(今更!ほんと今更、、。)、今回のパッキングに至ったのであります。
ではプライオリティー順に説明します。

■①壊れずに届けることができる
キモはこのカメラなどのパッキングに使うウレタン製の梱包材です
いくつかサイズがありますが、四角く升目状にカットされていて、好みの大きさで切り取って使うことができます。
裏面にマジックなどでモビルスーツのシルエットをなぞって、近いシルエットでプチプチ切り取って穴を開ければOK
コツとしては頭部はアンテナなど細かい破損しやすいパーツが集まっているので、余裕を持って大きめにウレタンを切り取ってウレタンに部品が触れないようにし、肩の先端や股間部分を若干タイトにしてそこで全体を支えるようにすればいいと思います
大き目のシルエットで切り取って細切れのキューブで隙間を詰めてもいい感じだと思います。

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さらに腰のアーマー類やアンクルガードなど、本体と擦れてしまう恐れのある部品は隙間に緩衝材を忍ばせます。

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で、これらをインナーボックス(製品のボックス)に収め、緩衝材で蓋をして、

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箱全体を緩衝材で包んで保護し、

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さらにアウターボックス(新品の段ボール箱)に入れて緩衝材で隙間を埋めて、ゆすって音がしなければOK。
これで①の「壊れずに届けることができる」は完璧。
最後だけユニコーンの画像しかありませんでしたが、だいたいこんな感じです

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小物は1個づつチャック付きのビニール袋に梱包します

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ビニール袋に収まらないもの(今回のウィングガンダムではディスプレースタンドなど)は緩衝材で梱包します

■②開梱時のワクワク感がある
目指すは大型超合金の開梱時のワクワク感です!今回紹介するウレタン製の梱包材は開梱時に完成品の全体像が見渡せるので、自分で言うのもなんですが、結構それだけでワクワク感がありますが、全体のレイアウトにも気をつけるとワクワク感倍増です。例えばプラモのランナー構成ですが、パーツの整ったレイアウト、それだけでお酒が飲める人もいるとか、、そこまでではないにしても、今回本体を中心に上下左右、中心を意識してレイアウトしてみました。どうでしょうかこの感じ、僕は子供の時買ってもらった超合金系の玩具を思い出してパッキングしていて大興奮です。受け取った方にも開梱時に同じようなドキドキ感を感じてもらえるのではないかと期待してしまいます。これは今後もっと攻めることができそうです。

DSC_0454-all-説明

■③簡単にディスプレーできる
画像でアップしている素立ちのポージングもいざポージングするとなると結構難しい、ということが今更実感することがありまして、「開梱→取り出し→そのままカッコいい素立ちがダイレクトでディスプレーできる」パッキングはどういうものかと考えていたのですが、今回紹介したウレタン製の梱包材なら結構なセンまでポージング状態を維持したままパッキングできることに気がつきました。
首と足首の角度は若干の調整がいりそうですが、肝心の腰から足の取り付け角度はキープできそうだからです。
ただ、これはRGやハイレゾのように関節部分が堅牢なシリーズだから有効なのかもしれませんが、もう少し試行錯誤していきたいと思います。

■④保管がしやすい
これもウレタン製の梱包材を使うとディスプレーしたり、箱の中に入れて収納したり保管がしやすくなるのではと感じます。
また、大きくユニットが一覧できるようになっているので、パーツの損失も防ぎやすいと思います
また前述のようにmat modeling serviceではインナーボックスとして製品の箱を使ってます。
保管するパッケージングとしてこの製品の箱はデザインや強度的に万全とは言い難いものがありますが
プラモデルとして出荷された製品が、完成品となり、パッキングされて、また製品の箱に納まる商品としてのサイクルが非常に面白いと感じていますので当面はこのスタイルでやっていこうかと思っています。

■今回お勧めするウレタン製の梱包材について

ここから購入できます
(これまでホームセンターで類似商品を使ってましたが、実際購入したところこちらの方がウレタンが柔らかく、色が黒く高級感があるため今後はこちらを使おうと思っています)



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サイズは厚みが30mmと60mmの2サイズがあり、平面サイズはともに315x465mmです
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ハイレゾWガンダムとRGユニコーンの梱包ではWガンダムは厚み60mmを、ユニコーンは厚み30mmを使いました。対象物のサイズと構造で選択すればいいと思います。30mmの2枚でレイヤー状に使うのもあり。

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ガンプラのボックスを比較するとこんな感じ。このサイズでしたら2つ取れそうですね

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このようにマスで切り目がついてあり手でプチプチと好きなサイズに切り取ることができます。

以上長くなりましたが、参考になりましたでしょうか?

2018/04/14

仕上げ後の必須アイテム・指サック 


最終トップコートの後も様々な仕上げの工程や撮影があり、塗面を触る機会が結構あります。特に最終トップコートががフラットクリアの場合、感覚的な話ですが表面が柔らかくなり、指の汚れを簡単に拾ってしまい、いつのまにか表面が汚れてしまうことがちょいちょいあります。大抵の軽い汚れはエナメル系溶剤を含ませた綿棒で軽くこすれば取れますが、汚れがつかないにこしたことはありません。特に撮影中に指の汚れがついてしまうと、結構ショックですよね。
今回はトップコート後は必須の指サックの紹介です。

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僕はトップコート後にはこのようなラテックス製の指サックを親指、人差し指、中指につけて模型に触るようにしています。特に白塗装後の表面は汚れが目立ってしまいますので指サックは重宝しています。部品を組み立てたりするとにき力をかけてしまったり、二次部品を取りつけたり、結構トップコート後の塗膜を触ってしまうものです。

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撮影中もポージングの変更や、部品の付け替えで塗装面を触るので、指サックをつけるようにしています。
このウイングガンダムでは試しにトップコートにクレオスのスーパースムースクリアーを使ってみたのですが、素晴らしい表面のフラット加減が得られる一方で、汚れを拾いやすいような気がしますので指サックは必須かと。

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手全体を覆うラテックスの手袋タイプは夏場ちょっときついので、指サックタイプに行き着きました。ガンプラは三本指で大体事足りると思います。
同じ目的で薄手の布手袋を使っていた時もありましたが、ラテックス製のものに比べると皮膚感覚が薄まることと、布なので鋭利で繊細な部品を繊維に引っ掛けて破損してしまったことがあり、この指サックに落ち着いています。コスト的にも安いので、一回購入すれば都度使い捨てても相当持ちます。
仕上げ後の模型を持つ以外にも、エポパテを練って、造形するときなどにも使っています。
もし興味があれば使ってみてください。転ばぬ先の杖的アイテムです。





 



2018/03/17

【更新】ガンプラのオススメHow to インデックス


初心者向けとは言えないけど、これまでの制作の中で発見したオススメのHow toを紹介する「ガンプラのオススメHow to」、定期的にバックナンバーをまとめてますので、おひまな時にでもどうぞー。

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