プロフィール

mat

Author:mat
1999年 ~ mat modeling service
デザイナー
>>matmat825◎gmail.com

Twitter

 

ガンプラのオススメHow to

How to サムネイル http://matmat825.blog69.fc2.com/blog-category-37.html
   

Past works

完成品サムネイル
http://matmat825.blog69.fc2.com/blog-category-54.html http://matmat825.blog69.fc2.com/blog-category-55.html http://matmat825.blog69.fc2.com/blog-category-50.html http://matmat825.blog69.fc2.com/blog-category-45.html
http://matmat825.blog69.fc2.com/blog-category-47.html
http://matmat825.blog69.fc2.com/blog-category-52.html
http://matmat825.blog69.fc2.com/blog-category-48.html
http://matmat825.blog69.fc2.com/blog-category-48.html

029-mat.jpg
028-1-mat.jpg
027-mat.jpg
026-mat.jpg
025-mat.jpg
024-mat.jpg
022-mat.jpg
021-mat.jpg
019-1-mat.jpg
018-mat.jpg
017-mat.jpg
016-mat.jpg
015-1-mat.jpg
014-mat.jpg
013-mat.jpg
012-mat.jpg
011-mat.jpg
010-mat.jpg
09-mat.jpg
08-mat.jpg
07-mat.jpg
06-mat.jpg
05-mat.jpg
04-mat.jpg
03-1-mat.jpg
02-mat.jpg
01-mat.jpg


さ らに過去の作品
image-past2.jpg   

過去ログ

カウンター

検索フォーム

模型のお守りの本


このブログ、mat modeling service は完成品やHow toや模型ライフを綴る模型ブログです。
僕にとって模型という趣味はすでに欠かすことのできない大切なものです。今自分が住んでいる環境だとしっかり模型を作りこむことができないですし、数年前海外に住んでいた時もそうでした。そんな環境において模型マインドの拠り所というか、持っているだけで保てる本があるんです。超絶な作例が載っているというよりも、ガンプラ!というよりも「ああ、模型って楽しいなあ、、」という模型人にとっての何よりの栄養を与えてくれるような本です
実際に今も持ってますし、海外生活時も持っていきました。全然読み返すわけではないのですが「お守り」なんです。
今回は超個人的な話ですが、あなたにもあるよね? そんな本の紹介です。

■横山宏Ma.k.モデリングブック
IMG_0669-01.jpg

中学1年の時に出会ったHobby Japanで出会ったSF3Dオリジナル(Ma.k.の前身)で、僕の「模型って楽しい」マインドが刻み込まれました。この本はMa.k.の素晴らしい作品と画像、目から鱗のノウハウの本のようで、読んでると、横山宏氏の語り口によるものも大きいと思うのですが、「模型って楽しいなあ」としみじみ感じ、全身に模型の栄養がじんわり染み渡ってくるような本です。僕と出身大学が同ジャンルなので、そのキャリアにもバックグラウンドにも共感するところが多く、未だに読むたびに気づきがあります。模型に対する楽しさと寛容さに大きな影響を受けました。
横山宏Ma.k.モデリングブックは続編の横山宏Ma.k.モデリングブック2まで発売中です


■モデルカーレーサーズ8 活字のない工作ガイド
IMG_0667-01.jpg
IMG_0664_2017031919534850a.jpg

こちらはバイカーズステーションの増刊号として1994年に発行された本ですので、すでに中古市場でしか手に入らないのですが、紹介したい。
高校受験を機に模型趣味から一旦距離を置くことになったのですが、1996年の結婚を機に模型趣味に戻ります。しかもカーモデラーとして。きっかけは友人に友人所有のランチャ・デルタ・インテグラーレを模型で作って欲しいと依頼されたことでした。ハセガワのキットからメタルキットに至ってランチャばっかり作っていた頃に、うまく作りたい一心で書籍を漁っており、気がつけばこのモデルカーズレーサーズが手元に揃っていました。数ある車模型誌の中でどうしてこの本に惹かれたかというと、やっぱり模型の楽しさを感じるところだったんですね。特にその楽しさが凝縮されているのがこの第8号。サブタイトルが「活字のない工作ガイド」ですよ。紙面全体にわたって、画像以外の文やイラストが小林誠氏によるものなのでたまらないです。活字であれば隠れてしまいがちな気持ち部分が、直筆の文字、イラストで溢れ出しています。こちらはMa.k.モデリングブックと違って、模型趣味にちょっと疲れたなあ、、と思う人にとって薬になるかもしれないし、毒になるかもしれないですね。溢れちゃってるから。

ここまでは僕の永遠の模型のお守りの本(常備薬)の話なんですが、このエントリーを書くきっかけとなった本を最後に紹介します。

■Hobby Japan next
IMG_0644.jpg

模型のお守りになるかも、、と思って読んでいましたが、とんでもなかった。これはたまに出会う「頑張りたい、負けたくない」と思う本。ある意味「模型って楽しいなあ、、」を超えて刺さってきます。
これは、完成品やHow toや模型ライフを綴る模型ブログ「mat modeling service 」にとって完全ライバルです。はい、全然レベルが違いますが、「あ!ほんとはこれがやりたかったんじゃないの?」と電車の中で読みながら気がついてしまいました。ああ、、ホントタチが悪いよ、丹さん(笑)。

まずはカメラか?(←違うでしょ?)

   

【更新】ガンプラのオススメHow to インデックス


初心者向けとは言えないけど、これまでの制作の中で発見したオススメのHow toを紹介する「ガンプラのオススメHow to」、定期的にバックナンバーをまとめてますので、どうぞー。

IMG_0593_20170304222411d35.jpg

最近の更新分 new!

[その他] 巨大感を演出する工夫のお話 -製作編-
[仕上げ] 効果的なメタリック塗装仕上げについての話
[仕上げ] 効空気感が出現する、マーキングへのオーバーコート
[工具] 2016年 模型とその周辺で使ってよかったもの8アイテム



バックナンバー

[もう一度初心者] 模型ライフリスタート
[塗装] スミ入れ色の話  
[塗装] ブルーグラデ塗装のちょっとしたコツ
[塗装] 色味のコントロールの話
[塗装] いつも使っている色は
[素材] 溶きパテの話
[素材] 夏休みっぽく今回は虫ピンのお話です
[素材] パイピングについての話
[仕上げ] 極薄シールで作るディテール表現
[仕上げ] リカバリーはカラを破るチャンス(かも)
[仕上げ]妄想を刺激する、覗き込まなきゃわからないディテール
[仕上げ]最も簡単なディテール工作 穴あけディテールの話
[仕上げ] 影部分の処理の話 
[仕上げ]影部分処理の話 その2 穴の表現
[仕上げ] プラ板ディテールのひと手間 段オチフレーム
[仕上げ] アクセントの手段としての光沢
[仕上げ] デカールの段差処理のひと手間
[仕上げ] 伏線の回収 デカールの段差
[仕上げ] レッドポイントの作り方と貼り方の話 
[改修]ミキシング始めるなら◯◯メカがオススメ
[改修]装甲の厚みを感じさせる部分C面処理
[改修] ミキシングで旧キットをアップデート
[改修]C面はサフを吹くとチェックや面出しがしやすい
[改修]楽しいミキシングを強く勧めるよ 
[改修] FW GUNDAM CONVERGEの改修の話
[改修] 手は口ほどにモノを言うの話
[改修] 異次元の精密さ エッチングパーツを使おう
[撮影] 画像は光の当て方で雰囲気が変わるよ
[撮影]ガンプラのオススメ撮影 How to まとめ
[撮影] なぜ白背景なのか?その作り方は?
[撮影]カメラ周辺の機材や小道具の話
[撮影]レフ板を使って目を光らせよう 
[撮影] 自作のグラペでコンバージを撮ろう
[撮影] 撮影環境についてー
[撮影] 新・撮影環境についてー
[撮影] ポージングと画像についてちょっとしたこと
[撮影] PGストフリをどう撮るか?
[構想] PCでプロポーション検討の話
[構想]カラーリングの変更は急がば回れ
[工具]こじ開けはパチ組み必需品です 
[工具]いい道具はやはりいいのだ ヤスリの話
[工具] 精度なディテールが簡単に スプリングコンパス ディバイダー 
[工具] マスク使ってる?
[工具] タガネの切れ味を復活
[工具] 新しいツールを手にいれた 最近のヤスリの話
[工具] 研げるのはタガネだけじゃない
[工具] ドレン&ダストキャッチャーII 使ってみた
[工具] 塗装の水対策
[工具] エアブラシから水がー!
[工具] 工具購入
[工具] 新兵器到着 塗装環境
[工具] 製作環境ーよく使う道具は
[工具] 製作環境ー小物入れ
[その他]ディスプレースタンド 旧キット選手権の場合
[その他] iPadでモデグラ150冊 iPadのモデラー的活用
[その他] 完成癖の話
[その他] 作業スペース
[その他] モデグラを150冊自炊した
[その他] 椅子が来た


巨大感を演出する工夫のお話 -製作編-


モビルスーツは18mからの巨大なロボットということもあり、そのスケール感を表現するために様々な手法が存在します。マーキングや、ウエザリング、人などの対象物を添えるなどは代表的なスケール感表現だと思います。
今回はmat modeling service でこれまで使ってきた「あ、、これはいいかも」という巨大スケール表現をあらためて紹介します。
すでに有名な表現や、憧れのライターさんの表現を習ったもの、小さなチャレンジ、うまくいった表現もあれば、アイデアはいいかもしれないけど全然伝わってないよ?というのもありますが、今回は製作編をまとめて!(今回はちょっと長いよ)

1.人の気配がする、人スケールのディテール
DSC_0212_20170211174842a64.png
パイロットや整備クルーなどのフィギュアを置く。
最も直感的にわかりやすいですね。人がこれくらいのサイズなので、このメカは巨大だということがよくわかります。逆に 人目線で見てしまうと、こんな感じのディテールで良かったのかと落ち込みますw

一方で、直接にフィギュアを置かなくても、手すりや、人目線のコーションなどを人周辺に置くことで人の存在が感じられ、フィギュアを置くのと同等の効果を得ることができます

MG_Tallgeese_up-14_201702111743052ec.jpg
このコクピット内の手すりは昔のモデグラ作例を見て、いつかやって見たかった手法です。白赤の注意色も初めて見たときはしびれました。

gu-03_20170211174307eb8.jpg
このグリモアのアンテナなど人とは関係なさそうですが、胸の上面ではなく下面にレイアウトしたこと、先端に注意色(赤)をつけたことで、狭いメガファウナ内での整備環境が伝わったらと、、。
狭い環境、多人種、無重力に不慣れな登場人物などなど、ピット内で人が引っかからないようにするこのアンテナの工夫で人の営みが感じられたら、、、ってそんなユニバーサルデザイン的ストーリーを考えたのですが、やっぱり伝わらないですよねー、、w(そもそも、じゃ、なんでGセルフのアンテナの先端は赤くないのん?とかツッコミどころが、、)

gz-detail-3_2017021117430737a.jpg
↑のようにメガファウナじゃなくっても人に向けてのコーションがあれば、少しは効果が伝わるのではないかと、、と思いながらも今後も制作を続けよう。

2.色の工夫
黒の代わりにダークグレー

このブログでもよく話しますが、絵画で黒をそのまま使うことはしません。どんなに暗い部分でも空気を通して伝わるので、クロそのものが目に届くことはないからです。(宇宙空間ではその限りではないですが、、。)なのでこの下画像のザクの各装甲の裏の塗りつぶした黒に見える部分でもダークグレーを使ったほうがスケール感を伝えやすいのです。ウチのダークグレーの目安はタミヤのジャーマングレーです。これでも十分黒に見えますよ
http://matmat825.blog69.fc2.com/blog-entry-848.html
F2_07_20150923070301f5a_2017021117430991f.jpg

マーキングのコントラストを調整する
前々回のエントリーで紹介した内容ですね。マーキングとベース色のコントラストを調整すると、おもちゃっぽさが軽減されます。以下リンクにマーキングのコントラストをコントロールするHow toを紹介してますので参照ください
http://matmat825.blog69.fc2.com/blog-entry-914.html
DSC_0076-01.png

メタリックカラーの輝度を調整する
これも前回のエントリーで紹介しましたね。
これらのエントリーで言いたかったのは、いかにトイ感を払拭して、何メートルかの空気を経て実在するかのごとく模型が存在するための違和感をコントロールするHow toです。という内容だったのかと書いた本人が今気づいた。
http://matmat825.blog69.fc2.com/blog-entry-915.html
gz-norm-3_2017020520283628c.jpg

3超巨大MAの制作で挑戦したこと
MSを傍に配する

el-ger-09_201702111743107b8.jpg
これは前述のフィギュアを添える手法と同じですね
しかし個人的にはMSのフィギュア添えよりMAのMS添えのほうが盛り上がるんですねー なんで? 超でかいもの(MA)の傍にあるのはよく知るでかいもの(MS)、という論法。

読ませる系マーキングを使わない
el-ger-07_201702111743296e0.jpg
誰がそのテキストを読むのか?MS?自分の過去の完成品を考えると赤面してしまいます。ここはコーションというよりグラフックに徹するのが吉ですねー(ちょ、ちょっと、こんなこと書いちゃってるけど、読めるマーキング入ってるよ、、w)

虎の威をかる
factory_0065_04.jpg
MSとは桁違いの巨大感を表現するためには、メカの集合体のような、よく知るモチーフを見出す必要がありそうだということで考えたのが石油プラント。撮影対象として大人気ですよね。
DSC_0001_20140809224426878_20150430091123555_2017021117433601b.jpg
このディテール感を盛り込むことができれば、一皮むけた巨大感が、、と思ったんですが、どうでしょうか?ちょっとやりきれてなかったかもですねー。誰もが知る巨大な虎の威をかる作戦です。

ゲージ部分を作り込む
el-bit-01_20170211174330865.jpg
そうそう、エルメスの巨大感を演出するって、ビットがMSとの巨大さ加減判断のゲージとなるのでは?むしろビットとMSのディテール勝負になるのでは?ということでここは特に慎重に仕上げました。直接対峙するアイテムには対峙する相手と同様のディテールの配慮が必要なのかもしれないですね

4うまくいかなかったけどスジは良さそうな例
MSで馴染みのデザインを踏襲する

el-08_20170211174844ecb.jpg
その1、例えば特徴的な2門のビーム砲はメガ粒子法と仮定して、センチネルのディープストライカーのメガ粒子砲のデザインを踏襲しました。あのSガン比ででかく感じたメガ粒子砲がこの大きさということはこのMAどれほどでかいか、、と。(本当はもっとでかいですが、、)

その2、例えばエルメス下部の今回追加したプロペラントタンクの基部ディテール
これはフルアーマユニコーンガンダムの巨大なプロペラントタンクの特徴的な本体接続基部を踏襲しました(以下略w)

上記2例はスケールが微妙だったのか、再現度が足りなかったのか、イマイチだった感もありますが、巨大感を演出する手法としては有効だと信じてます。というのも元ネタがありまして、今でも覚えてるのがゼクツヴァイの手のサイズの表現です。
9ac15af4.jpg
このように本体からはアンバランスにも見える手のサイズですが、これを見るだけで、(ゼクが横に並ばなくても)手がゲージとなって巨大なMSということが直感的にわかる素晴らしい表現ですね。
その他にセンチネルで言えばセンチネル最終回ビグザムのひざ関節横の白丸部分もビグザムサイズの白丸すぐ横に二重間接風に通常MSサイズの白丸部分があったのにもうなりましたね。

このようにまだまだ試行錯誤中ですが、今後もいろんな表現方法にチャレンジしていきたいなと。



効果的なメタリック塗装仕上げについての話


今回も前回に続き、小ネタのHow toを、
メタリックカラーの使い方ですが、自分も皆様もこの数年で随分変わってきたなと感じます。かつては「金属質感をアピールする」ギラギラ仕上げが多かったのですが現在は「形状をより際立たせる」などメタリック塗装の効果に多様性が出てきたように感じます。
メタリック塗装仕上げは光を反射する特性から曲面の立体感や角度のついた面の立体感をより強調する効果があります
そんな例ですぐに思いつくのがバーニアなどのメタリック塗装ですね

MG_Tallgeese_Backpack_12_20170205202912aed.jpg
こんな感じバーニアにメタリック塗装は本当によく似合う、欠かせない。

今回はその他にメタリックの塗装仕上げをこんな効果を出すのに使っているという例をいくつかご紹介します

1.奥まったディテールの存在感UP
奥まった部分でもちらっと、でも存在感を伝えるメタリック仕上げの例です
こんなに↓鈍いメタリック仕上げですが、曲面に塗装することで、そのハイライト部分が暗い部分でも主張します

MG_Delta-004_20170205202909f85.jpg
デルタガンダムの脇腹のシリンダー状ディテールも

Bya_02_201702052028315a7.jpg
バイアランの足の付け根の球状の関節部分も

MG-n_verKa_3_20170205203642010.jpg
バイアラン同様のνガンダムの球状パーツや手首のリング状の部品など、影になってしまう部分でも部品の存在感を伝えることができます。

2.シャープな形状をより強調
ゾゴックの頭部のブレードなど
Zo-04_2017020520290633d.jpg
浅い角度のついた面で構成された部品の立体感を、その立体だけで表現するのは難しいのですが、メタリック塗装をすることでシャープに見せたいディテールの立体感を強調することができます。シャープな造形をよりシャープに見せることができます

バズーカなどの筒部分
DSC_0171.jpg
綺麗に成形された筒の製造精度感を強調することができます。この精度感表現を積み重ねることでプラで構成されているように見えなくなってくるのではないかと期待しているのですが、まだまだですねー、、w。

3.一体成型品の立体感UP
動力パイプの立体感
F2_05_20170205202835051.jpg

gz-norm-3_201702052029083d3.jpg
パイプが別部品ではなく一体成型のため、一般的な塗装だと立体感が乏しくなってしまいがちです
こんな時にメタリック仕上げは立体感を強調し、パイプ部分がマスターグレードのように別部品で構成されているかのような効果が期待できます
また、最低限のスミ入れ以外汚してないのに汚れた感が感じられたのは収穫。

4.擦れる部分に
部品同士が大きなエネルギーで擦れる部分
DSC_0245_2017020520283460d.png
こんなカタパルトデッキのレール部分などにメタリック仕上げを施すと、自然な感じに仕上がりますね。下地はあえてカタパルトデッキが射出される方向にヤスリ目を残したヘアライン仕上げにしたのですが、いまいち伝わらなかった、、(アイデアとしては面白いんですが改善の余地大アリです)

5.ツヤ感のコントロールは効果大
最近はメタリックカラーの使い方も多様で、特に作品全体のバランスを考えて、メッキ調のギラッとした仕上げは減ってきているように感じます。フラットコートで金属光沢のギラつきをコントロールすることが一般的でしょうか。そのコントロール加減でも面白い表現ができるという例を紹介します。

メタリック塗装の艶違い仕上げ
MG_Tallgeese_Action-1-08_20170205202912db1.jpg
フラットコートを軽く吹くとメタリックの粒子感が少なくなり、若干シルキーな印象になります
メタリック吹きっぱなし部分とフラットコート仕上げ部分のコントラストを意図的につけてみると、立体的な仕上がりになり、高級感が出ます(腕時計などの金属部品の表面仕上げによく使う手法です)。トールギスのような高級感のあるキャラクターなどに効果的ですね。

6.いつも使っている色は

メタリック系でいつも使っている色は大体決まっています
もうこの↓組み合わせばっかり

メタリックグレー:クレオス スーパーアイアン
フラットコート:フィニッシャーズ スパーフラットコート
*ギラズールの動力パイプのみクレオス スーパーアイアントスーパーゴールドの混色です

 

その他のいつも使ってるカラーはこちらから
http://matmat825.blog69.fc2.com/blog-entry-826.html

今回はここまで。ではではー。

空気感が出現する、マーキングへのオーバーコート。


いきなり一般的ではない書き出しであれなんですが、mat modeling service の画像は曇り空の屋外で撮ったような空気感が目標なので、大抵のキット付属のマーキングではコントラストが強過ぎます。
例えば下のMGνガンダムVer.Kaのフロントアーマーの特徴的なRAの文字ですが、キット付属のマーキングはダークグレーなので、下地の白(ガイアのホワイト)とはグレースケールの濃淡の差が激しく、そこがどうしても曇り空下の環境に見えず、ここはピーカンのカリフォルニア?となってしまいます。
ですのでそのような感じた時はもう一度ハンドピースを手に取り、ベース色でふわっとマーキングの上からオーバーコートをします、、と言うか今回のHow to はそれだけなんですが、、。

DSC_0021-01.png
ただ、このようなパーツはオーバーコートにちょっと工夫が必要です。RAマークの上のインテーク部分や、赤マーキングや、その他スミ入れ部分はオーバーコートしたくないのですが、ベース塗装後にRAマークだけ貼って、オーバーコートをするとなれば手間が大変です。
ですのでちょっとしたマスキングが必要になってきますが、そんな際マスキングテープでもいいのですが、僕は「指マスキング」で乗り越えちゃいますね。
塗装をかけたくないところを指(親指)でおさえて、ふわっとオーバーコートします。指の厚みと断面の丸形状で境目のないいい感じのマスキングになってくれます(指は多少汚れますけど)。みなやりますよね?指マスキング。

DSC_0076-01.png
同じくMGνガンダムVer.Kaのふくらはぎ部分のRAマークも白文字でコントラストが高すぎると感じたので、ベース色の紺色でふわっとオーバーコートしました。
曇り空下の空気感を出したいのが、大きな目的ですが、Ver.Kaということで特徴的な赤コーションマーキングを引き立てるという狙いもあります。
ただでさえカラーが多く使われているガンダム系のMSで今回は緑のサイコフレームもあり、Ver.Kaの赤マーキングもあり、引き立てる優先順位をつけないと全体的にカラーリングが喧嘩して大変なことになってしまうと感じたため、比較的大きなデカールには今回は引いてもらったというわけです。

Bya_09.pngバイアランの肩部分のマーキングも白デカールだったのですが、ベース色でオーバーコートしました。これは前述の「曇り空下の環境」と「多配色」に加え、1/144という小スケールという理由があり処理しました。

GFF以降、特にVer.Ka系MSにはくっきりコントラストのマーキングという一つの流れがありますが、この辺りはmat modeling service
ではこう考えているという一例として紹介します。

DSC_0284-01.png
一方でこのディスプレースタンドのように明らかに本体を引き立てるアイテムには、ベース色をオーバーコートしマーキングをなじませて本体周囲の空気感を乱さない処理をすることをお勧めします。

DSC_0083-01.png
その他にこのようなオンフレームのマーキングもその範疇かなと感じます。この部分は上に装甲をかぶせると全く見えなくなるけど、この無駄な手間が楽しいんですよね。

今回のHow toは作品完成後に全体的にまとまりがないなー、と感じた時にコントロールできる手法としても使えますよ。興味がありましたらぜひ!

ではではー!

【更新】ガンプラのオススメHow to インデックス


いつのまにか「ガンプラのオススメHow to」も59エントリーですよ。
定期的にバックナンバーをまとめてますので、どうぞー。

IMG_0278_20170115194822a0b.jpg 
【近況】今は東京のマンション住まいなのでドムトグフは洗面台で塗装と仕上げを行いました。工夫次第でプラモはどこでもできる、はず。

最近の更新分 new!

[その他]ディスプレースタンド 旧キット選手権の場合
[改修]装甲の厚みを感じさせる部分C面処理
[工具]こじ開けはパチ組み必需品です 
[改修]ミキシング始めるなら◯◯メカがオススメ
[工具]いい道具はやはりいいのだ ヤスリの話



バックナンバー

[もう一度初心者] 模型ライフリスタート
[塗装] スミ入れ色の話  
[塗装] ブルーグラデ塗装のちょっとしたコツ
[塗装] 色味のコントロールの話
[塗装] いつも使っている色は
[素材] 溶きパテの話
[素材] 夏休みっぽく今回は虫ピンのお話です
[素材] パイピングについての話
[仕上げ] 極薄シールで作るディテール表現
[仕上げ] リカバリーはカラを破るチャンス(かも)
[仕上げ]妄想を刺激する、覗き込まなきゃわからないディテール
[仕上げ]最も簡単なディテール工作 穴あけディテールの話
[仕上げ] 影部分の処理の話 
[仕上げ]影部分処理の話 その2 穴の表現
[仕上げ] プラ板ディテールのひと手間 段オチフレーム
[仕上げ] アクセントの手段としての光沢
[仕上げ] デカールの段差処理のひと手間
[仕上げ] 伏線の回収 デカールの段差
[仕上げ] レッドポイントの作り方と貼り方の話 
[改修] ミキシングで旧キットをアップデート
[改修]C面はサフを吹くとチェックや面出しがしやすい
[改修]楽しいミキシングを強く勧めるよ 
[撮影] 画像は光の当て方で雰囲気が変わるよ
[撮影]ガンプラのオススメ撮影 How to まとめ
[撮影] なぜ白背景なのか?その作り方は?
[撮影]カメラ周辺の機材や小道具の話
[撮影]レフ板を使って目を光らせよう 
[撮影] 自作のグラペでコンバージを撮ろう
[撮影] 撮影環境についてー
[撮影] 新・撮影環境についてー
[撮影] ポージングと画像についてちょっとしたこと
[撮影] PGストフリをどう撮るか?
[構想] PCでプロポーション検討の話
[構想]カラーリングの変更は急がば回れ
[工具] 精度なディテールが簡単に スプリングコンパス ディバイダー 
[工具] マスク使ってる?
[工具] タガネの切れ味を復活
[工具] 新しいツールを手にいれた 最近のヤスリの話
[工具] 研げるのはタガネだけじゃない
[工具] ドレン&ダストキャッチャーII 使ってみた
[工具] 塗装の水対策
[工具] エアブラシから水がー!
[工具] 工具購入
[工具] 新兵器到着 塗装環境
[工具] 製作環境ーよく使う道具は
[工具] 製作環境ー小物入れ
[改修] FW GUNDAM CONVERGEの改修の話
[改修] 手は口ほどにモノを言うの話
[改修] 異次元の精密さ エッチングパーツを使おう
[その他] iPadでモデグラ150冊 iPadのモデラー的活用
[その他] 完成癖の話
[その他] 作業スペース
[その他] モデグラを150冊自炊した
[その他] 椅子が来た

ディスプレースタンド 旧キット選手権の場合


先日の旧キット選手権で展示に使ったディスプレースタンドについて、展示会当日いくつかの問い合わせがありましたのでここで紹介します。

以前から展示会に出品するときはディスプレースタンドが重要と聞いていたので、今回初めての展示に臨む僕にとっては最重要検討事項でした。結果的にはこのディスプレイスタンドでは立体方向のアピールが全然足りないことがわかったのですが、展示会にこだわらなければ非常に美しく、高級感が作品を引き上げ、かつ作品を引き立てるいいスタンドだと思います。

Cw0SPjbUAAA8FAv-001.jpg

CwlMAROUAAEUwih.jpg

正体はフォトスタンド
そんなことはわかってるわ!的な正体ですが、これはフォトスタンドとして販売されているものを使っています。

IMG_0480_20161218113345828.jpg

このスタンドを見つけたのはarflexなんですが、プライス表示としてテーブルトップに置かれていたのが非常に綺麗で記憶に残っていたんですが、ネットで調べるとフォトスタンドらしいと、、。

構成
厚いアクリル板の上下二枚の構成ですが中の写真などの紙を挟むため小さい磁石がそれぞれのアクリル板の合わせ面の端に2個付いています。
IMG_0481.jpg

今回は中に挟み込むグラフィックは自作ですが、どんなグラフィックを作成するにしても、フチなしで印刷、もしくはトリミングしたほうがシャープでかっこいいのでそこだけ注意です。

ちなみに今回のディスプレイスタンドにはさんだグラフィックのグラデはHow to build GUNDAM2誌の作例のバックグラウンド(緑丸部分)をモチーフにしてるんですよ〜
もう些細過ぎて誰も気がつかない、、

CwlMAROUAAEUwih-01.jpg

サイズですが旧キット展示会には1/100と1/144のMSを展示するので2つのサイズを検討し、以下の2サイズをオーダーしました
それぞれ1/144 F2ザクの比較は以下の通りです

IMG_0483_2016121811361986c.jpg
1/144用ならこちら。1/144 F2ザクにジャストフィット
171×123×T24mm

IMG_0485.jpg
1/100だとこちらかな。1/144 F2ザクだとちょっと余裕がある感じ。ドムトグフはこれを使いました
147×109×T24mm

表面はキズがつきやすいので、梱包されていたボックスに入れて保管してます(普段から完成品をディスプレイしてないので)

IMG_0479.jpg

サイズ、価格など詳細はこちらから

ACS-0325 [アクリルマグネットフォトフレーム]
171×123×T24mm
ヨドバシ.com>>

ACS-0324 [アクリルマグネットフォトフレーム]
147×109×T24mm
ヨドバシ.com>>

以上、肉厚なアクリル製のフォトフレームを利用した高級感のあるディスプレースタンド、オススメですよー。