2017/01/04
MG ガンダム THE ORIGIN改修フルウェポン仕様アップ
お待たせしました。
MG ガンダム THE ORIGIN版 フルウェポン仕様改修完成品アップです。
MGガンダムTHE ORIGIN版はかっこいいのですが、デザインに若干のアレンジがあります。
今回はTHE ORIGIN版をベースにMGガンダムVer.2.0の肩やシールドを流用してノーマルなガンダムが再現できるように改修しました。
THE ORIGIN版にはないMGガンダムVer.2.0のビームジャベリン、コアファイターも付属します
さらにTHE ORIGIN版のバズーカをもう一個用意し、最終決戦仕様も再現できます。
各武器はシールド他にマウントできますので、「全部のせ」のフルウエポンにすることも可能です
そのあまりの迫力にフルウェポン仕様が今回のメインビジュアルになっています。
ではどうぞー。(今回はちょっと長目ですよ)

■MGガンダムTHE ORIGIN版
まずは MG ガンダムTHE ORIGIN版のご紹介から

THE ORIGIN版の本体は肩アーマーと前腕側面袖口のバルカンに特徴があります
両肩のガトリングガンとミサイルランチャーはクセが強いのでオミットしています。個人的に肩には何もない方が好み。
このようにTHE ORIGIN版のデザインの再現度が低めなのは、今回の制作の狙いが「ノーマルのRX-78表現をTHE ORIGIN版をベースに行う」ことにあるからなのでどうかご理解を、、、、。



MGガンダムTHE ORIGIN版での武装面の特徴は背面のショルダーキャノンと前期型ビームライフルです
シールドもデザインは若干Ver.2.0とは異なり、設定上は上下逆さにマウントするようですが、ここも好みで正位置で。
(もちろん上下逆さにマウントすることもできます)


注:THE ORIGIN版キットの肩と袖口のバルカンのエフェクトパーツは付属しません
■MGガンダムTHE ORIGIN版+Ver.2.0
続いて【本命】Ver.2.0を使ったノーマル版ガンダムのご紹介

肩アーマーをVer.2.0に腕の袖口のバルカンをノーマルパーツに、ショルダーキャノンをビームサーベルに換装し、
ノーマルなガンダムにすることができます(むしろ今回はこっちがメイン)
過去マスターグレードで、数多くのRX-78が発表されましたが、私はこの組み合わせが最もかっこいいと思います

ビームライフルはTHE ORIGIN版の後期型ビームライフルです。非常に造形がかっこいい。

画像のシールドはVer.2.0のもの。THE ORIGIN版のシールドよりデザインに癖がなく、腕へマウントした時に腕への距離が短く密着感があります
■THE ORIGIN版+Ver.2.0 最終決戦仕様
【大本命】ハイパーバズーカを2本持っての有名な最終決戦仕様です

最終決戦仕様の2本バズーカはともにTHE ORIGIN版のもの。グリップの角度を変えることができ、造形がかっこいいです。
あ、右手もちのハイパーバスーカ後部のフックが回っている、、。(これ動きますので、元に戻せます)

■THE ORIGIN版+Ver.2.0 フルウェポン仕様
【大本命その2】武装を全部マウントしたらどうなるのか?と制作途中で試してみたら、これが、、少々ミーハーですが、かっこいいものはかっこいい。

武装と武装に挟まれた頭部前方周辺の空間感が好きなんです(←何言っとるん?W)


フルアーマーユニコーンガンダム体験を経た後ですと、これでも大人しく見えますが、もはや、RX-78の最終決戦仕様では満足できない、、w


間違い探しのようですが、ビームライフルのマウントの向きが上の画像2枚で異なります。いろんなマウントのやり方が可能なようです。

■ディテール説明
付属品や今回改修したディテールの説明です

ツインアイはキット付属のメタリックシートを切り出したもの
実はこのキット、マスク部分の両サイドの縦ラインのミゾが入っていないので、コリコリと。ついでに小顔化も。
今回多用した黒ベースに白いテキストが入ったマーキング(腹の赤い部分)、黒い部分はハセガワの極薄シート(つや消し黒 フィニッシュ)を切り出したもので、その上から白文字のデカールを貼りました。今回のように白地にはグレーのコーション、青地とフレーム色には白のコーションにした場合、赤地にも白を使うと全体的にぼやけた印象になってしまいがちなので、そんな時にグラフィックのバランス的にこのような変化球が効く(のではないか)と思います。

パイロットフィギュアも仕上げました
まずはアムロ(ノーマルスーツ仕様)。
ここに立たせ、この角度から撮影するためのフィギュアのポージングなのでは?と感じた個人的今回のベストショット。

続いてアムロ(私服立ちポーズ)
(コクピット奥に座ってる2人目のアムロもちらっと見えますが、気になさらず、、)

最後にアムロ(私服座りポーズ)コクピット内も仕上げたのですが、見えない、、。これを覗き込む系ディテールと(勝手に)呼んでおります

覗き込む系ディテールで言いますと、この矢印部分も、、

このようにダクト奥にハニカムメッシュをセットしました。
覗き込まないと見えない。

覗き込む系ディテールもう一丁。

これに至っては覗き込んでも見えないかもしれない
ハードポイントの奥に貼られたマーキングなど誰得?なディテールですが、製作者と手に取った方が盛り上がれればいいと思うのです。
「覗き込み系ディテール」はこちらに詳しく説明しているので、ご参考まで >> http://matmat825.blog69.fc2.com/blog-entry-877.html

今回のディテールで最も決まった(、、と個人的に思い込んでいる)のが、膝裏のライトグレーの配色と、レッドポイントの入り具合。なぜそう思うかよくわかりませんが、心地よく感じるのです。

足裏の仕上げとふくらはぎ部分のバーニアを展開したショット。
■武器や付属品など

ビームジャベリンはVer.2.0のもの。
先端のクリアパーツはうすーく蛍光ピンクでペイント

ビームサーベルのブレードも2本(ペイント済み)付属します

コアファイターとディスプレースタンドはVer.2.0から。
変形構造はオミットしました(多分、、)。
キャノピーはスモーク仕上げ、キャノピー前方には偏光シートセット


ディスプレースタンドはMG ZガンダムVer.2.0付属のカタパルトデッキを改修したものです
アーガマっぽいディテールを削除して、ホワイトベースのカタパルトデッキに見えるよう改修しました
このように付属のコアファイターなど並べることができます

改修前のディスプレースタンド。緑丸部分などのアーガマを連想させるディテールを削除しました
あと表面の引けの処理がすごく大変だった(小声)

このようにディスプレースタンドのアームを展開して、浮かせた状態でディスプレーすることも可能です。カタパルトはポジションの変更可能です
今回唯一のアクションポーズ(弱っ)

ディスプレースタンドはのっぺりした仕上げを避けるため、清潔感を損なわない程度にのグラデーション塗装や、コーションデカールの上から軽くオーバーコートを施しました。

各部のメタリック仕上げも金属光沢を調整してかなりベースの塗装になじませています
カタパルトデッキ全面に施された丸凹ディテールはガンダムセンチネルのゼータプラスのあれ。(←それアーガマ時代に戻ってる??)

シールド裏面は塗装で仕上げ分けしました。これはTHE ORIGIN版

このシールドはVer.2.0版です


前期型ビームライフル
肉抜き穴処理、ライフル上面にフレーム状ディテールを追加、ライフル先端にアンテナ追加、センサー部分にホログラムシートセット

後期型ビームライフル
肉抜き穴処理、ライフル上面にフレーム状ディテールを追加
塗装仕上げ分けで密度感アップ


ハイパーバズーカ
グリップ部分の肉抜き穴処理、スコープ部分にインナーフレームとレンズを追加、

バズーカマガジンラック上面にフレーム状ディテールを追加
弾倉後端に精密金属部品セット
■ノーマル改修比較画像 Before ↔︎ After

各部のディテール追加がメイン工作で、大きなプロポーションの変更は行なっていません(、、なのにこのかっこよさ!キットの出来の素晴らしさ所以です)

いつも通りのBefore↔︎Afterの比較画像ですが、キットを2個並べて撮っているわけではないので、微妙に(画像によっては大きく)アングルが違う、または兵装など仕様が違うことはご容赦を、、。

■頭
・頭頂センサーの穴が小さすぎと感じたので拡張
・フェースを小顔化
・各センサー部にホログラムシート

■バックパック
・バーニア内にインナーパーツと精密金属部品をセット
・バーニア基部に赤いパイピング
■背面
・背面腰付近にフレームディテール追加
・わき腹にフレーム状ディテール追加

・肩アーマー上部にフレーム状ディテール追加
画像はTHE ORIGIN版ですが、Ver.2.0の方アーマーも同様の処理をしています
・胸上面にスジ彫りなど追加
・コクピットブロック上下にフレーム状ディテールを追加

・シールド裏面は一体成形なので塗装で仕上げ分けしました。
■制作途中
今回まずは複数のキットから今最もかっこいいと感じるRX-78の組み合わせを模索しました
詳しくはこちらから ブログ内エントリー「理想のMG RX-78を巡る旅」
http://matmat825.blog69.fc2.com/blog-category-54.html

左から、THE ORIGIN版、肩とシールドをVer.2.0、胴と肩とシールドをVer.2.0、今回最終的に選んだのは真ん中。
バランスが非常に良かったです。個人的には過去キット中最強。

今回初めて赤、黄色部分の下地はピンクサフを使ったのですが、非常に簡単に発色します。特に黄色部分には全力でオススメ。

こんな感じで、特にC面の整面を念入りに行いました。
詳しくはこちらから
ブログ内エントリー「C面はサフを吹くとチェックや面出しがしやすいという話」
>> http://matmat825.blog69.fc2.com/blog-entry-869.html
以上です。長々とした説明をいつも最後まで見ていただき感謝です!
mat modeling service >>