2006/09/03

僕も自慢のおすすめ工具を紹介!
数年前に自サイトの「制作環境」のページで紹介したのですが、あらためて。
この工具があると、先月号でモデグラで紹介していた、再分解組み立て用のダボの切断はほぼ必要なくなります。パチ組みでどうしても固く組み付いて分解出来ない時、この工具の先の刃の部分をパーツの合わせ目に差し込んで、ひねる、、。固く組み付いた部品は数カ所でその作業をすれば、ほとんどの部品の分解は可能です。
もともとが、腕時計の裏蓋を開ける工具なので、この程度のことは楽々こなせますよ。
今、MG-Zを組んでいて最も頼りになる工具です。
下記、「制作環境」のページを再掲載。
「こじあけ」
ここ数年来ガンプラは仮組みにマスキングテープを必要としません。(何のこと?と思う方はなるべく古い旧キットを組んでみてください。すぐにはがせるテープなしでは組めないですよ)
それは言うまでもなくスナップフィットという構造によるものなのです。こうパチパチと組んでいけば、ひとつの完成状態に至ります。バンダイはエンターテイメントをこの段階でひとつ用意しているわけです。しかしその先のエンターテイメントに進むためにはあと数回組んでばらさないといけません。
結構固くてダボを折ったり、関節軸を折ったり、すき間に突っ込んだアートナイフの歯を折ったりしてませんか?
僕はさんざんやりました。そして今使っているのは「こじあけ」という腕時計の裏ぶたを開ける工具です。先端に薄い刃がついていて(でも厚みのテーパがグリップ方向についているので丈夫)どんなすき間にも差し込めます。
これは裏技でもなんでもなく極小の隙間を広げる専門工具ですが、楽にできて破損も減るのなら使う価値はあるのではと思います。東急ハンズで350円くらいから取り扱っています。(たぶん「オープナー」とか「こじあけ」という名で)