2013/05/06
GWも終わるよ
兵庫県、灘にある兵庫県立美術館に「超・大河原邦男展」を見にいってきましたよ
このかえるが目印の安藤忠雄建築の美術館に大河原邦男展ですよ

ガンダムは言うまでもなく、ボトムズ、ダグラム、レイズナー、ドラグナーと80年代リアルロボットアニメに大きく人生を傾ける事になってしまったこのブログの読者(きめつけ)にとっての楽園ですよ

ということでエントランスのこのキューブ状の看板にあるスコープドックやダグラムがガンダムと並んで描かれている事にジーンと、、。

チケットのもぎり付近のマニュピレーターでテンションを上げ

上の手と合わせてスケール感を見て下さい、的な感じで、さらにアップ!。
安藤忠雄こだわりの打ちっぱなしコンクリート壁に、、、、、ザク!

そしてあっという間に見終わって物販コーナーに。
いやいや、中は撮影不可ですもん。
簡単ですが、レビューなどを、、。
例のフルスケール、リアルマテリアルのスコープドッグや、各スケッチはため息もので、隣のいい年した(僕と同年代の)兄ちゃんなんかガンダムの劇場版のポスターの原画見ながらガンダムのBGM口ずさんでました。
個人的には安彦氏のガンダムのデザインを決める決定的一打、ボトムズ関係のイラスト原画(デュアルマガジンの表紙とか)や、前述のフルスケールスコープドッグ、フリーダムガンダムをデザインするにあたって福田監督から大河原氏へのラフスケッチありの要望書(仕事柄とても興味深い)や永野護のエルガイムの設定画稿の原画(少しそれますが)が良かったなあ。
一つ思ったんですが、こういった仕事が展示会として成立するのもこれらの画稿がCGではなく手書きだったからということはあるんでしょうか?昨年行った特撮美術館も「特撮」という手仕事にこだわったもので、非常にパワフルだった記憶があります。今回の画稿も印刷物では感じる事ができなかった鉛筆やペンのタッチが非常に印象的でした。
これは大きな発見でした
もう5/19のクローズまで残り少ないですが、見に行くべきですよ。

今回の展示会限定のMGガンダムver2.0、、。
これはない。

物販コーナー内のコンテスト上位作品。
すごいですよ。同時期に開催されていたボークスの展示は息子の体力的に回れなかった、、残念。

この美術館は海沿いといういいロケーションにあるんですよね

で、エントランスのトヨタの新車の展示に人だかりが。
(入場時は早く中の展示が見たくてあまり意識しなかったです)

ああ、、まじですか。
ベース車両のデザインはおいといて、この企画とできばえがなんか悲しい、、。
こういうベースの製品ありきのノベルティーみたいなデザインの仕事って降ってわいたように来ることがあるんですが、適任者がアサインされる事は少なく、ましてや、その職場にあるレベルを超えるこだわりと能力(この場合シャア専用プロダクトという表現の引き出し)をもった表現者がいる事もほとんどない、結果、このような残念な結果になる事が多いです。さらにこのように発表される事で、見た人に低レベルでフィックスされてしまうおまけ付き。今回はこんな目立つ物なのでちゃんと愛情とこだわりと表現力がある人にやって欲しかった、、。迫力のある大河原氏のザクのカラーイラストを見た後ではどうしてもそう感じてしまいます、、。
的はずれてたらごめん。

こっちがノーマル。
今後のトヨタはこのような悪魔的な顔つきになっていくのかなあ(デビルマンとかデスティニーガンダム系の)え?プリウスも?
しかしホンダのシビック(日本では一部を除き発売されなかったハッチバック)の影響がすごいな。

で、帰りに梅田のヨドバシで息子の誕生日プレゼントを買って帰りました。
勉強⇔段戦ですね。