パチ組みしたキットの撮影 その2


前回のエントリでパチ組したキットの撮影の楽しさに気がつきました。
そこで家の中のパチ組済キットをかき集めて撮影をしてみました(でもまともに画像が撮れるのはこの3つくらいしかないなー)。
いつもパチ組の画像は改修前後の比較用に撮るくらいなので、ポージングがゆるめなのですが、前回のケルディムガンダムサーガ同様できる範囲で完成品並みに気を使ってみました(あくまで自分比なので、基本的にゆるいのですが。)

しっかし、撮ってみて改めて思ったのですが、パチ組なのでアラがアラとして感じないのが実に気持ちいい!
アンテナの先がだるくても、ゲート跡が残っていても、いい。
エッジのだるさは仕様だもの。
やすりがけの甘さを発見することもない(だってヤスリかけてないもん)、スジ彫りのよれに気がつくことも(スジ彫ってないし)、色ぬりのはみ出しに気がつくこともない(以下同じ)。完成品撮影にありがちな画像を拡大してびっくり!が一切ない。
そんで、目が光ってればそれなりに生き生きと見えるのです。
これは楽しい。

今回はHGやSDといった小スケールのキットだったのですが、撮影の際に穴の空いた握りこぶしに気をつけたほうが良さそうです。なるべく角度を振って、握りこぶしの穴が見えないようにすると、1/144でも1/100に見える可能性がぐんと増して、おもちゃっぽさも軽減できるような気がしました。

さて、楽しんだので、製作に戻りますー。

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冬休みにオススメ!HGBF ケルディムガンダムサーガ


珍しくどうしてもプラモデルのパチ組みがしたくなって、近所の大型スーパーのおもちゃ売り場に直行。
今日は絶対に手ぶらでは帰らない覚悟で(大げさ)。
で、目に留まったのが、このHGBF ケルディムガンダムサーガです。
00系のキットは総じて出来がいいということと、武器がたっぷりついていて立体映えしそうだということ。何より、日曜午後の短時間でくめちゃうことがポイント。もひとつ言っちゃうと成型色もトロッとしたいい色なんですね。

家に帰ってパチパチ組み始めました。
僕は大体武器から組んで行きますが、その武器のバリエーションの多さにホクホクです。
クリアパーツのリッチさも00系のキットの特徴ですよね。すごく見栄えのいい立体が、ドンドン組めて行きます。
武器から本体に工程が移っても、すごいストレスなく、サックサック組めていきます。このキットのベースとなったケルディムガンダムはもう10年くらい前のキットですが、すでにこの時点で小スケールガンプラの頂点に達しているのではないか?と感動しながら組みましたよ。

さてさて、その出来栄えたるや!

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どうでしょうか?かっこよ過ぎないですか?パッと組み立て始めて、撮りためてた「監獄のお姫様」をチラチラ見ながらかかった時間1時間強。で、こんなキリッとしまった凝縮感のある立体物がテーブルに置かれてしまうのですよ。。
過剰でもない、物足りなくもない、節度を持ったディテールが最高です。

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今回HGBF ケルディムガンダムサーガにしてよかったなと思ったのはこの画像を撮った時、武器などでいく層にも折り重ねられた奥行き感を感じた時です。いろんな要素が周辺の空気感を絡め取って、小スケールでしかも、整面など一切していないパチ組みキットならざる存在感が出ちゃってませんか??僕だけ?

これから年末年始はどんなキットをゆっくり作ろうか?なんて考えている方もいらっしゃるでしょう。
実際は案外バタバタしていて、ゆっくり製作できないことも多いと思いますが、このキットでしたら、さっと他の買い物ついでにお店で買って、短時間で組めて、成果もしっかり残せ、パチ組トータルの楽しさを十分に堪能でき、ほろ酔い気分でプラモの楽しさを感じつつ、今年もプラモ趣味で間違いない、よし行こう!とワクワクすることができると思いますよ、1900円で。おすすめです。

なんかこの正月パチ組みづいてしまいそうで怖いわ。



 

全日本ミキシングビルド選手権に!


昨年は僕も参加させていただきました千葉しぼり主催のの旧キット選手権。
それからはや1年がたち、シネマ選手権も無事終了、同時に次年度のテーマ「全日本ミキシングビルド選手権」が公表されましたね。
しかもGガンダムがメインテーマだと言うことで、今回のエントリは次回の選手権に向けてのエール!です。

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旧キット選手権の隅っこで、ひっそり展示していた次元Gガンダムと、ARUEさんが旧キット選手権にエントリーしたガンダムマックスターです。

この2作品は、旧キット選手権で並べようとARUEさんと申し合わせて作ったもので、会場で見かけた方もいらっしゃるかもしれません。たまたま、次回の「全日本ミキシングビルド選手権」のテーマそのもの、「ミキシング」で、「Gガンダム」をちよこっと先取りしたものになっています。

ARUEさんのガンダムマックスターの詳細はこちらから>>

次元Gガンダムの詳細はこちらから>>

Gガンのミキシングが楽しいのは
Gガンダムのミキシングはとても楽しいんですよ。Gガンダムの世界観の懐が深く、多少の行き過ぎや間違いくらい「ええがな」とささっと許されてしまいます。
そもそも、各国代表がガンダムで戦うという構成が、メインデザイナーの大河原氏に国を代表とするデザインテーマによる超大胆なガンダムをデザインさせ、それに続くカトキ氏がセーラームーンとカトキガンダムをミックスした自由すぎる発想のノーベルガンダムをデザインするに至り、メカデザインの方向性がなんとなく定まり、現在もGガンダムのマインドを引き継いだ(ような気がする)ガンダムビルドファーターズで様々なメカデザインが試行されるようになった、、と。
大河原氏のデザインテーマのしっかりした揺るぎないキャラクター性、
カトキ氏の超自由な組み合わせからくるデザインの深さ、驚き、
ビルドファイターズのオリジナルデザインの塩梅や楽しさ、
Gガンダムのミキシングビルドはこれらが合わさった非常に楽しい実に模型向きなテーマだと感じます。

参加を考えているみなさんの健闘を祈っております!

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