ディスプレースタンドを仕上げた

近日公開のハイレゾウイングガンダムですが、実はまだハニカムエッチングシートを装甲の隙間やダクトに貼ったり、胸のセンサー部分を完成させたり、装甲の隙間の奥のディテールを入れたり、ノズルのフィンをセットしたり、ちまちまと手を入れており、↓の画像から若干アップデートしております。

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で、今週末はこのウイングガンダムに不可欠のディスプレースタンドが完成してなかったので制作、制作。
お馴染みのバンダイのアクションベース1を加工し、塗装して仕上げました。
このハイレゾウイングガンダムは、ご存知の通り、羽のボリュームが凄まじく、しっかりディスプレーするために、堅牢なスタンドが必要でした。その点このアクションベース1は作りがしっかりしており、そしてしっかり仕上げると相当見栄えのするものに変貌することも確認することができたため、今回初めて完成品のスタンドとして使ってみることにしました。

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表面に複数空いている穴でアーム角度を調整し、様々な展示形態に応えることができるのもこのアクションベースの特徴ですが、今回は使う穴を決めて、その他の穴は市販パーツで埋めました。

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マスキングして各パイプ状モールドをメタリック塗装し、スモークでグラデを施し、重厚感を演出してみました。
各コーションやメタリック塗装部分も浮かないようにスモークをオーバーコートすることでコントラスト調整しました。
これは主役のウイングガンダムを引き立たせるための工程でもあります。
ディスプレースタンド単品で制作するとついついディスプレースタンド内での模型的盛り上がりを意識してしまいがちになってしまいますが、抑制をきかさないと全体的にまとまりのないものになってしまいますので注意注意。
赤サビ表現も禁止帯デカールもが、がまん。
そうそう、一方でアーム部分はクリア仕上げのものを使い、本体の清潔感や羽の軽さを強調できればと考えました。

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キット状態では結構浅いモールドですが、メタリックやスモークを使うなど工夫して塗装してみると意外と立体的に見えるものです。これだけで一つの完成品を仕上げたような気分になりますね。
こんな短期間で完成する制作も楽しいですよね。


お待たせしました、 RGユニコーンガンダムVer.バンデシネ UP!です


バンダイ 1/144 RG ユニコーンガンダムVer.バンデシネ改修完成品です


ユニコーンガンダムの最大の特徴であるサイコフレーム部分をガイアカラーのプレミアムミラークロームで塗装し、ミラーフィニッシュに仕上げました。
ユニコーンガンダムの覚醒のステージはグレー→赤→グリーンと変化しますが、今回のミラーはその次のステージ、、という軽く痛いイメージです。コードはMercury(激痛)です。

このキットは1/144ながらユニコーンモードとデストロイモードへの変身構造を備えていますが、変身時のパーツのこすれによるミラーフィニッシュ部分とパーツ裏の影色(黒)部分の塗膜の損傷のリスクあるので、今回は本体、シールドともデストロイモードに一部固定、ユニコーンモードへの変身構造はオミットしています。

それではどうぞー。

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フレーム部分のガイアカラーのプレミアムミラークロームのミラー加減は左胸のフレーム部分のビームサーベルの反射具合でイメージしていただければ。
ビームサーベルの発光して見える塗装スキームの詳細はこちらから
>>LEDとか使わずに発光して見えるビームサーベルの塗装仕上げの話

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ビームガトリングガンを右腕とシールド裏にセットしました。右腕部分はビームガトリングガンの取り外し可能(肘のトンファー展開はオミット)シールド裏のビームガトリングガンはシールドに固定しています

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シールド裏も極力塗り分けました

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フレームのミラー加減はこんな感じ(その2)素地が鏡面でないとミラー面にはなってくれませんが、そのらへんこの塗料はかなりシビアです。

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各装甲裏は影色(黒)を塗装し、全体的なシャープな印象アップに貢献。
影色についての詳細はこちらから
>>http://matmat825.blog69.fc2.com/blog-entry-848.html
各部のバーニアの縁はドリルを使い切削して薄型化しました。
バーニア奥には精密金属部品をセット、足裏も塗り分け済みです

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アクリル製ディスプレースタンド付属。
アクリル製ディスプレースタンドの詳細はこちらを参考ください
>>http://matmat825.blog69.fc2.com/blog-entry-901.html


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シールドは変形時のパーツのこすれによるミラーフィニッシュ部分の塗膜の損傷のリスクあるのでこの展開角度で固定しています

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ビームマグナムのカートリッジは取り外し可能
センサー部にはホログラムシートをセット

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バズーカのセンサー部にもホログラムシートをセット

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バズーカ後端の弾倉は取り外し可能
弾倉後端に精密金属部品をセット

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ビームガトリングガンはHGUCフルアーマーユニコーンガンダムのキットのものを使用
センサー部は市販レンズパーツにホログラムシートをセット

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今回の付属品は上画像の通りです。
アクリル製のディスプレースタンドが付属します
キット付属のフィギュアは無塗装で付属
撮影用のアクリルブロックや比較画像同キットは付属しません(ごめんなさい)

Twitterでは制作中に「誰もやっていないユニコーンガンダムのフレーム仕上げを検討中」とお話ししましたが、ミラー仕上げがその回答です。ユニコーンガンダムのフレーム部分はフルスケールユニコーン像が実現した現在、照明のようなものだというイメージになっていますが、こういうミラー仕上げも「どうなってるのかわからない」不思議さが強調されていいんじゃないかと思いました。実際白とミラーって高級車のデザインの定番仕上げですし、今回のユニコーンも美しくて気に入っています。

いつも最後まで見てもらって感謝です