2018/06/17
ディスプレースタンドを仕上げた
近日公開のハイレゾウイングガンダムですが、実はまだハニカムエッチングシートを装甲の隙間やダクトに貼ったり、胸のセンサー部分を完成させたり、装甲の隙間の奥のディテールを入れたり、ノズルのフィンをセットしたり、ちまちまと手を入れており、↓の画像から若干アップデートしております。
で、今週末はこのウイングガンダムに不可欠のディスプレースタンドが完成してなかったので制作、制作。
お馴染みのバンダイのアクションベース1を加工し、塗装して仕上げました。
このハイレゾウイングガンダムは、ご存知の通り、羽のボリュームが凄まじく、しっかりディスプレーするために、堅牢なスタンドが必要でした。その点このアクションベース1は作りがしっかりしており、そしてしっかり仕上げると相当見栄えのするものに変貌することも確認することができたため、今回初めて完成品のスタンドとして使ってみることにしました。

表面に複数空いている穴でアーム角度を調整し、様々な展示形態に応えることができるのもこのアクションベースの特徴ですが、今回は使う穴を決めて、その他の穴は市販パーツで埋めました。

マスキングして各パイプ状モールドをメタリック塗装し、スモークでグラデを施し、重厚感を演出してみました。
各コーションやメタリック塗装部分も浮かないようにスモークをオーバーコートすることでコントラスト調整しました。
これは主役のウイングガンダムを引き立たせるための工程でもあります。
ディスプレースタンド単品で制作するとついついディスプレースタンド内での模型的盛り上がりを意識してしまいがちになってしまいますが、抑制をきかさないと全体的にまとまりのないものになってしまいますので注意注意。
赤サビ表現も禁止帯デカールもが、がまん。
そうそう、一方でアーム部分はクリア仕上げのものを使い、本体の清潔感や羽の軽さを強調できればと考えました。

キット状態では結構浅いモールドですが、メタリックやスモークを使うなど工夫して塗装してみると意外と立体的に見えるものです。これだけで一つの完成品を仕上げたような気分になりますね。
こんな短期間で完成する制作も楽しいですよね。