エターナルも作る。

PGストフリですが、GBWC締め切りまであと6か月余り、、少し開いてしまいましたが、構想が固まりつつありますという感じの進捗です。
 
さて、前回はこんな感じのイメージでお茶を濁した感があります
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その後、検討を重ねて現在はこのイメージボードに沿って作業を進めています。
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イメージは「エターナルガード」。ラクスクラインの最強の守護者としてエターナルブリッジ直上で、その存在感を極限までアピールします。
ブリッジはスケール感と今回の作品の物語性をアピールするためにも欠かせません(たぶん、、)。
 
で、現在注力しているのが1/60エターナルです。
 
え?エ?エターナル?? そう、豪華なディスプレースタンドです。
 
うまくいくかわからないですが、やってみる。まずEXモデルのエターナルを購入(これがいつの間にか市場から姿を消していまして、探して探して最寄りの模型店で発見、、)して、
全体の造形感をつかみます

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このEXモデルですが、ブリッジ内部も再現されてるんですよね、、すごい
そして今やる必要は全くないのですが、全体的に寸詰まり感があったので艦首を1ブロック分(15㎜くらい)延長してすっきり
ついでに各翼類のシャープ化もやっときました。

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 それを1/60サイズのラフな図面に落とすのですが、EXモデルを計測するのではなく、
ITOKIのオフィスファニチャーのカタログに載っていた図面を1/60にして、そこからブリッジ内のフロアの寸法に、そしてエターナル全体の寸法に展開していきました
まさに人間中心設計!

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モデリングですが、まずはブリッジのインテリアから作業を始めました
本当はPGストフリを浮かすためのメインフレームを最初に取り組むべきでしょうが、やりたいところからやる。

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エターナルのフロアは高低差のある2段構成になっていますのでそれを再現し、

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周囲にデスクを回し、その上に全周のモニターを付けるための骨組みを作ります。

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今回も黒い流し込み接着剤で作業効率の向上をもくろんでるのですが、絵面が汚いなー。
ビンについた筆では間に合わないので、塗装用の平筆をビンに突っ込んで塗りまくっています(←汚いのはそのせいじゃん!)
 
これだけでなんかうれしくなっちゃいます。実に楽しい!

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フィギュアはオラザクに応募したTheGUNDAMの足元のテムレイのもとになったもの
これを配置しつつスケール感を確認します。
このフィギュアセットの中にはイスに座った男女のフィギュアがセットされていて都合がいいんです。
 
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で、ブリッジ回り、腰下部分の内装と外装のラフができました。
もちろん電飾も考えていますので、各部はまだふさいでいません
 
次はブリッジの天井を含む外装と、ブリッジ下部分の外装です
ここはスタイロフォームを使って形にしていきます。今はまだ削る前の段階です。
このスタイロはネロブース購入時に排気ダクトを窓に取り付けるために購入して保管していたものですが、今回使いきれそうで嬉しいです。

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いやいや、段々形になってきた、かも。
でも表面処理はどうするか?試行錯誤が続くかも。
 
一方でインテリアの花形であるイスも制作を始めました。

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合計11脚のイスがブリッジにあるのですが、その中の1つはバルトフェルト艦長用の両肘あて部分がオペパネになっている特別仕様なんですが、
イスの肘あて部分以外は11脚同じものと判断し、複製前提でパーツを作成していきます。
今回ブリッジの資料を探すべくWebや、アニメを駆け回ったのですが、特にアニメはカットごとに結構違いがありました。
最終的には設定資料の画稿を参考にしています。

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制作中のラフモデルをベースにしたイメージボードは現在こんな感じ

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ところで、オラザク選手権とGBWCの締め切りはだいたい同じ時期なのですが、
昨年の進捗と今年の進捗を比べてみたのですが、、、、
 
どうでしょう?そもそも昨年よりアイテムが多く、大きい。で、制作スピードは相変わらず、、これは間に合わないのでは??
しかし、コツコツと進めていかねばいつまでたっても完成しないのが模型、いいかえればコツコツやってればいつか完成するんです。模型は。
今は最も不安な時期ですが、昨年長期間の制作をやり切った体験がどこかで生きるはず!
 
 
さあ、どうなる?





2月は松本へ模型を見に行こう。The GUNDAM展示スタート。松本グルメガイドつき案内


オラザク選手権大賞のThe GUNDAMですが、受賞後、昨年末まで新宿のヨドバシカメラで展示していただき、多くの方に見ていただきました。

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僕もギリギリの時期になってしまいましたが見に行くことができ、多くの方に見てもらえている様子が垣間見れて、ひたすら感動しました。(同時に横に並んで展示されていたゼクツヴァイの完成度に恐怖いたしました、、あれはスゴイ、、。)実はこれまで自分の完成品は完成後はもれなく手元を離れてしまっていたので、完成品を展示して見ていただくことって今までほとんどありませんでした。数年前の千葉しぼり主催の「旧キット選手権」でゲスト参加した時に賞品として「ドムトザク」、展示品として次元Gガンダムを展示したのが初めてで、その後は長野県の模型サークルTgTの仲間に見てもらい、いろいろアドバイスをもらっています。しかし、今回のオラザクへの応募を経て、これまでの、お客様の手元に届き、見てもらうこととは違う緊張感と喜びがあり、もっと見てもらいたいという気持ちの変化につながり、さらにGPWC応募を真剣に検討している今の状況に至っては、自分の変化に驚くばかりです。
Webでの見せ方の工夫、フォトコンテストでの見せ方の工夫があるように、実物を見てもらうときの工夫の余地がものすごいということがわかったことがヨドバシカメラでの最大の発見です。早い話が、もうあの手この手で見せる気満々です。

さて、話が長くなってしまいましたが、ここからが本題。その後、The GUNDAMはいったんホビージャパン編集部から帰宅し、現在(2/2から)長野県松本市の文教堂JOY B's Hobby 松本店にて展示していただいています。

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だいたい1か月くらいの展示を考えていますが、この展示期間中には松本での期待の模型展示会「松本城下町モデルコレクション」がありますので、
展示会のついでに見ていただければと思います。
展示会とお店へは近いので、歩いて行けます。ルートや近辺のおすすめの飲食店情報は記事後半で。

文教堂JOY B's Hobby 松本店のショーケースは前からも後ろからも作品との距離が近く、店内のレイアウトもゆったりしており作品が見やすいです。
展示高さも少しのあおりポジションなので、「あの」ホビージャパン表紙のアングル中心で見ることができます。ヨドバシでは鏡越しにしか見てもらえなかった背面も間近に!実は背面も頑張って作ったのでぜひ見てほしいです。

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ショーケースには奥川康弘氏の作品も展示されていますので、かなりの見ごたえですよ。奥川氏の作品に魅入られつつ、ふと後ろを振り返れば氏の作品集が並んでいるという、立体的なたまらない構成になっています。(これは買ってしまう、、。)

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文教堂JOY B's Hobby 松本店の紹介ですが、ちょっと松本市の規模からは考えられない、オールジャンルの模型、素材、工具、資料が充実した模型店です。
個人的には松本市の奇跡だと思っています。模型をはじめとするホビー関係の売り場も広いのですが、同じくらいの広さのコミック売り場がエレベーターを挟んで隣にあることも参考まで。

■文教堂JOY B's Hobby 松本店 Twitter>>

そして松本城下町モデルコレクション!

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松本城下町モデルコレクションは今年記念すべき1回目の模型展示会で、県内外の腕利きのモデラーをはじめ、ゲストモデラー松本州平氏、奥川康弘氏、齋藤雅也氏の展示、テーマコンペなど、オールジャンルのかなりスゴイ展示になりそうでワクワクが止まりません。僕の作品は文教堂JOY B's Hobbyでの展示になりますが、当日はもちろん見に行きますので、皆さんとお話ができればと思います。

■松本城下町モデルコレクション Twitter>>
2020年 2月22日(土)-2月23日(日)
松本中央公民館 Mウイング 6階ホール

■せっかく松本へいらっしゃるみなさまへ、松本はおいしい店が多いですが、僕が夫婦でよく行くお店を紹介しますね。Enjoy!
・さぱんじ おいしいパンやさん おみやげや歩き食べに >>
・香根(かね)おいしい台湾料理のお店 17:00からなので打ち上げに? >>
・チャイナスパイス食堂 おいしい中華(ツマのおすすめ)>>
・オールドロック 本格パブ。ビールを一杯 昼からやってる。松本城下町モデルコレクションの近く。>>
・ペグ ワインのおいしい落ち着いたバー 昼からやってる >>
↑ここまで会場から徒歩圏
↓ここからは会場から数キロあるので車で行った方がよいお店
・麓庵かつ玄 古民家かつやさん 松本にお客さんが来た時にはいつもここ。 (松本から3キロ) >>
・きまぐれ八兵衛 とんこつらーめん 「きまのせ」がオススメ 松本市内にもあるけど行くならこっち(松本から10キロ 安曇野市) >>
・大梅(おおうめ) お蕎麦屋さん 「かもつけ」と「おまかせ」で天国。 安曇野にお客さんが来た時にはいつもここ。 (松本から20キロ 安曇野市) >>

松本城下町モデルコレクションの会場の松本中央公民館 Mウイングから文教堂JOY B's Hobby松本店へのルートはこんな感じです。

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当日は松本城下町モデルコレクションを見て、うけた刺激を制作意欲に変換しつつ、文教堂JOY B's Hobby松本店へ行って買い物をし、(ついでにThe GUNDAMを冷やかし、、)そして本格パブでビールを一杯やりながら展示会の作品の感想を語り、また松本城下町モデルコレクションへ行き、、という模型三昧な過ごし方はいかがでしょうか?

僕は2/22に行く予定です。当日はmat modeling service号外 手書きのブログ、「2月の松本で模型を楽しむ特別号The GUNDAMの見どころガイド」を枚数限定で手配りで配布予定です。当日は黄色のニット帽(か、ボーズ頭)で、こんなカードを下げてますので、気軽にお声がけしてもらえると嬉しいです。

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今年の冬は暖かいですが、まだ2月、油断はできません。凍結や雪など足元には気を付けて(特に車は)来てくださいね。

最新の状況は mat Twitter>>から