MGフリーダムガンダムVer.2.0も製作してる


MGエクリプスガンダムとあわせて、MGフリーダムガンダムVer.2.0も製作してます。
しかも結構工作は進んでいて、塗装ちょい前といったところなので、エクリプスに続き、こちらも遅ればせながらここまでの制作をまとめます。

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実はこのMGフリーダムガンダムVer.2.0のキットですが、、製作したことがあるモデラーさんも口を揃えてコメントされるんですが、実はなかなか難しいキットです。
人気主役機のしかも完全リニューアルキットという期待の高さもあるんですが、キットを組んでみて「かっこいいような気がするんだけど、ん?ん?」となるのです。
確かにディテールは最近のSeed系のMSのように細かいのですが、肝心のプロポーションが「ん?ん?」なのです。
しかもどこをどうすれば変わるのかいまいち掴みきれないという。

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そこで、今回の改修ポイントをざっくり、首の長さ位置の変更、鳥脚化、ハイヒール化、に絞り込んで製作しました。
詳細は以下のように手書きで解説です。

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肩や脇腹、腰側面にはエポパテでフレーム状のディテールを新造しました。
このディテールはメカニカル感が向上するほかに、見る角度によって、全体のプロポーションががっしりに見えたりスリムに見えたり、非常に面白い効果があります。
作り方は簡単で、本体のフレーム状のディテールを付けたい部分にメンタムを塗って、エポパテを押し付けます。その時にスパチュラ(ヘラ)などでそこそこ形状を整えておくのがポイントで、硬化後はメンタム効果でぽろっと取れるので、ヤスリで整形して出来上がりです。取り付け部分の形状はしっかり転写されており、取り付け部分には超密着しますので、周囲に溝を掘ってやれば、ポン付感もなく、装甲の隙間から生えて出てきた感も出せます。

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さらにちょっと細かいですが、このような穴の中に、、

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細いプラ棒を裏から貼り付けるなどなど、さまざまな解像度でディテール追加を楽しみました

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さらにモモのフロントパーツを上部に延長し、「見た目」足の長さを延長してプロポーションは大体決定。
今は、過剰とも感じるキットのディテールは削除するなり全体のバランスを整え中です。

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そうそう、どうしてもアンテナ間の幅の狭さが気になったので、MGフリーダムガンダム(Ver.1.0)から流用してます。もちろんそのままでは使えないので、取り付け部分と、赤い部分の形状を大幅に見直してなんとか、、。

全体的に何度も見直して、いろいろ過不足ないか確認して、塗装工程に入ります。

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MGエクリプスガンダム塗装直前

そのこれまでのガンダムとは違うシルエットで俄然興味を保ちつつ、ふわっと作り始めたMGエクリプスガンダムですが、いつの間にか改修も終了し、塗装直前まで工程が進んだので、ここら辺で遅ればせながら記事化します。

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組んでみてもやっぱりこれまでのガンダムとは違う、、鋭角基調のガンダムで格好いいですね。
改修の方向としては、整形の都合で緩くなったエッジを際立たせ、さらにトゲットゲにする感じです。
変形機構はいつものようにオミットの方向で。

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SEED系のガンダムですが、背負いモノがない。その分腰の細さと上半身と脚の力強さがよくわかって、背面も格好いいですね。
腕のアーマー類も肩のシルエットも、肩の前後についたΞガンダムのようなアーマー(翼?)も、、あれれ、、思ったより格好いいぞ、、。

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SEED系のガンダムといえばアクションポーズですが、やっぱりキマるわ、、。
ここで、んん?と感じたのが、1枚目の正面画像より2枚目の背面画像が、2枚目より3枚目のアクション画像が格好良く見えるのは何故?

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それは膝の角度設定にあるのではなかろうかと、いつも膝が曲がっているように見えるのが、デフォだとすると手を入れざるを得ない。鳥脚気味大好きなので、、。
ただ、デザイン上鳥脚にはならないので、膝上の隙間をエポパテで埋めることにしました。こんな感じで。

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あとは股間ブロックを前方に突き出しました。ガンダム系のこの部分のバランスとしては、胸先より股間ブロックの方が若干前方に、、がウチのバランスなんですが、このエクリプスは胸先が常に突出しているので、こんなものかと、、
あと首を若干延長すれば、大体プロポーション的には収まるかと思います。。

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首を延長して、これくらい顎が引ければOKでしょう。
この画像、全体的に整面済で、アンテナなどはすでに痛いくらいに尖らせています。

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そうそう、肩アーマーにくっつく羽アーマーですが、裏側はこんな感じで処理しました。広く浅い肉抜き穴をエポパテで埋めつつ、飛行形態に変形することをちょっとイメージするようなフィンをつけました。(今回は変形オミットモデルですが)
組み立て完成後、この部分がチラッと見えた時に模型映えするはず、しなさそうだったら、こう言うところこそマーキングして、目立たせる!
そうそう、翼断面にもディテールを掘ったので注目!



エポパテはいつもこれ。
切削感が最高です。模型で軽量は正義!

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あと矢印部分にはパイピングをしました。ここもチラッと見えた時に模型映えする、、(以下略)
パイピングはこちらで詳細に説明してますのでよければ見てください
ガンプラのオススメHow to パイピングについての話 >>

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その後、さらに各部を尖らせ、もうどこを持ってもイタタですよ。小さなアンテナを各部につけたり、腰のフロントアーマーをプラ板で大型化したり(これはHJのkeitaさんの作例記事を参考に)、MGフリーダムVer.1.0のライフルを持たせたり、

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付属のディスプレイスタンドも整面して、ディテールを追加したりして工作を楽しみつつ、いよいよ塗装工程に入ります。