2019/05/26
[製作環境] 作業机周りをちょっと見直しました。
こんなものがHow toになるかどうかわかりませんが、制作環境を家庭内で移動しまして、製作卓上のレイアウトなども大幅に見直しました。その際に前からやってみたかったことにもチャレンジしましたのでご紹介。

■細かい作業用に作業台を作った
1つ目は細かい作業用に作業台を作りました。
かねてから凄腕精密模型の作者の作業環境でこのような台の上に、目下の精密さを要する作業アイテムを載せて制作しているというのを見聞きしておりました。
今回作業台を作成して作業したところなかなか調子が良かったので紹介します。
これは目の衰えから来るのですが、細かい作業をなるべく手元に寄せて行いたいのです。精密機械時計の工房の机の作業面高さが一般の業務机よりも高いということもこれと同じ理由ですね。(作業の精密さは全く比較になりませんが)あとは僕のメイン照明はスタンドライト(ルーペ付き)なんですが、作業面が高いと、ルーペ部分が作業面に寄せやすく、ルーペ部分ものぞきやすいんです。
この作業台はニトリのウオールシェルフ(400円くらい)にカッティングシート(100円)貼り付けたものですが、実にしっかりしています。そしてこのコの字の形状が実にいい感じで、作業台の下のスペースに工具や仕掛中のモノなど様々なモノを置くことができます。高さは10cmほどです。
*2021,09,11追記:このサイズのウオールシェルフは廃盤のようです
また、製作中に散らかった卓上にこの作業台を後から設置するときも、この最小限の設置部分のおかげでやりやすいのです。
ただ、気を付けたいこともあって、うっかり作業を終えたタガネなどを作業台に置き、うっかり下の卓上に落として、そのまま床に落下しそうになったり、細かな部品の切り出しで「ピン」と飛んで行ったときに、高い位置から飛んでしまうと、これまでより広い範囲に飛んで行ってしまうようで、詮索が困難になってしまいがち、などなど、もっと手を加えて改良していく必要がありそうですね。
作業台を含む全景はこんな感じ

■卓上のカラーマネジメントで視認性アップ
2つ目は机の上にあるもののカラーをコントロールしたことです。
卓上にあるモノの色を木目、緑、白に収まるようにコントロールしました。たとえば工具スタンドを赤から透明にしたり、ウエットティッシュのパッケージを真っ白なものに変更したり、ティッシュの箱を机天板裏面に隠したり、その他のモノも置き場所を変えたり、いろいろと変更して色をまとめていきました。
なぜこんなことをするのかというと、これも年には勝てないというか、性格というか、卓上が制作中に散らかった時に工具や制作中のモノがどこにあるのかよくわからないことがあるからです。それを卓上を含む作業エリアから工具や制作中のモノの色を目立たせることで認知度を上げてやろうということです。その際には工具や製作途中のモノの色を木目、緑、白以外にすることがポイントなんですが、いまのところ結構調子がいいようです。今後工具を購入するときは極力木目、緑、白以外のカラーを選びます。
卓上の大きな面積を占めるカッティングマットの色ありきがバレバレ。
見直し前はこんな感じ。
色がコントロールされてなくってモヤモヤしてました。
スッキリした!

今回のエントリーのおすすめ具合は
作業台は目の衰えを感じてる方には大いにおすすめ。
色のコントロールは自分がスッキリ(←え?)かな?