簡単に精度の高いディテールを作る方法ー続編ー

他キットからの移植によるディテール追加

前回の「簡単に精度の高いディテールを作る方法」の続編といいいますか、補足編といいますか、ガンプラの例ではないですが、Waveのラビドリードッグを製作した時に他キットからディテールを移植した時の話です

簡単に精度の高いディテールを作る方法ー本編ーはこちら>>

具体的にはヒンジ部分などWaveのキットは解像度がそれなりだったので、タミヤ1/35 1号戦車のヒンジ部分を移植しました。
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リベット部分はモデルカステンのアフターパーツですが、アーマーのヒンジ部分や、フック部分が移植したパーツです

今回のポイントですが、1号戦車のヒンジ部分は本体と一体成型なので、エッチングソーで丁寧に本体から切り離します。そして対象部分に貼り付けます。それだけ。

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ヒンジ部分の存在感がケタ違いに上がるんですよ。スケールモデルのディテールは説得力が違います。
ラビドリードッグも1号戦車もともに1/35というように、スケールがあっているのもよかったかもしれませんね。
そうして表面のディテールを削いで移植してを繰り返した結果がこんな感じ。

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ディテールだけ削げない場合は、少し大きめにプラ厚ごと切り抜いて、貼り付ける部分も切り抜いて完全移植も手です。
例えばバンダムのフェースの鼻先のへの字部分。形状が気に入らなければ、彫るのが自信なければ、好きな形状のパーツの同じ部分を四角く切り抜いて同じく四角く切り抜いた対象箇所に埋めてしまえばいいのです。

ディテールアップパーツが売ってなくても、流用パーツが別部品になってなくても、切って、削いで、貼り付ける、埋め込む、移植という手があるんだよ、というお話です。

模型は自由だねー。