プラ板ディテールのひと手間 段オチフレーム


今日はウチの完成品でちょいちょい出てくるこの段付きプラ板ディテール(段オチフレーム←?)の作り方です。これもたまーに「どうやって作ってるの?」と聞かれるので紹介します
下画像の緑サークル部分ですね

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↓こういうダンモというツールがありまして
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刃先がこうなってるのですが、
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プラ板のエッジに沿ってなぞるとこのような段付きになると
(断面形状がわかりやすいように黒く塗っています)
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それをデザインカッターなどで、好きな幅に等間隔にカットするとできあがり。
以上!(←えーー!)

ちょっとしたコツですが、ダンモを使うときは、プラ板を細切りにする前に大きいプラ板状態で段付きディテを入れたほうがやりやすいですね
あと等間隔に切るコツ、これは練習あるのみ。
最近は等間隔にカットすることができるいい道具があるとかないとか。

そうそう、このまま使ってもいいですが、さらに表面に溝を掘ったり、スジボリ入れたり、断面の角度変えたり、いろいろ工夫できますよ。
いくつか、大きさ違い、段の深さ違いの細切りプラ板をキープしておいて、場所に応じて切り出して使ってます。

以前は(このウイング作ってるときもそうですが)幅の違う細切りのプラ板を接着して↑のような断面のプラ板を作って切り出して使っていたのですが、接着面が綺麗にならなかったり、等間隔に切り出す際に、けっこう接着が剥がれてしまうのが悩みでして、今は今回紹介するこのダンモを使う方法に落ち着いているわけです。
でも上手くプラ板を接着できれば、ダンモのような工具を使わなくてもできますし、タガネでもノミでも面白いものができると思うので試してみてね。

そうそう、貼るときも一手間かけるといい感じになるのでそれはまたの機会に紹介します

ダンモの本来の正しい使い方はこちらから
パーツの合わせ目の段オチのディテールが作りやすいそうですが、やったことない、、。
>>http://sujibori-do.ocnk.net/product-list/121