パイピングについての話

今日はパイピングに使ってる素材の話
実に模型らしい表現で模型が盛り上がります!

3種の素材を使い分けています

まずは一つ目、使用例を2つほど
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まだMGのフルアーマーユニコーンが発売されてなかった時に作ったもの。後ろのプロペラントタンクのつき方が華奢になりそうだったので、苦肉の策でパイピング。設定にはないのだけれど、これで強度が稼げたし、いいアクセントになったかと
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1/144に使うとこんな感じ。結構太めで主張しますね。
こちらはキットの腰の関節はオミットせざるを得ませんでした

上のような画像のパイピングは自遊自在という素材を使っています
これは針金が芯でビニール系の素材に皮膜されたの名前通り自由に曲げることができる素材です。15年前くらいに使えそうだと思って横浜のハンズで購入したのですが、使ったのは6年前のFMユニコーンって、、。
使ってるのは3.2mm径の白ですが、デカールやフラットコートなど問題なく処理できます
針金の芯材は結構丈夫なので上記のように強度をさりげなく稼ぐこともできます。
1/100メインで1/144も使い方次第でいけるかなといった感じ



2つめですが、モデラーズのフレックスロッド2mm径を使っています。
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こちらは芯が入っておらず、綺麗に曲げるのに治具をあてたりコツがいりますが、やすりがけして表面を整形することができます。
上の自遊自在よりも細いパイピングに使っています
こちらもデカールやオーバーコートが可能です。
1/144にぴったりですね
しかし、は!と、これまだ売ってるのか、と調べたのですが、ちょっと厳しそうです。ごめーん。
自遊自在には2mmがあるようなのでそれでもいいと思います



最後は上記の2つよりももっと細い画像のような部分は電気系に使うコードを使います。
僕は昔買った麦球(懐かしい、、)のコードを切って切って使っています
これもサフなど塗装が可能
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こんな感じで、非常に良いアクセントになります

で、これらの太さの違うコードは混ぜて使うとさらに模型が盛り上がりますよ
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最後に番外編として、僕の素材関係の引き出しに入っていたコードを、
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右のモデラーズは大昔、カーモデルを作ってた時に買ったものを忘れていて、すっかり忘却。で、近年ヨドバシで「あ、これ使えるかも、」と思って買ったものが左。
どちらもすっかり忘れていました。幸い色違いなので塗装する手間もなく、非常に細くていいアクセントになりそうです。発掘できてよかった。どこかで使おう



あと、糸はんだとかも使えそうだけど、金属+曲がりやすいので、塗装しない前提なら使えるかも。
そんな感じで色々試してみるとおもしろいよ。

ではー。