夏休みっぽく今回は虫ピンのお話です


0.7mm、0.5mm径の虫ピンを使っています。何に使っているか?

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はい、0.7は関節軸の補強に主に重宝しています
ちょっと細いかもですが、真鍮やアルミより強い金属なので問題無し。太い軸には2本3本と植えればいいですし、ずれないように抵抗が欲しいときはニッパーで数回甘噛みして軸の表面をガタガタにすればすればオッケー。
穴に瞬着を流して甘噛みさせた虫ピンを入れると抜けないですし、頭は頭で外に出すとディテールになります

そして真鍮線とかより安いのも嬉しいポイントです。
このケースは20年前に購入して、3桁に届きそうな完成品を作って、息子が幼かった頃に息子のガンプラの関節軸を補強、修理しまくっても、まだこれだけ残ってる
今調べたけど100本入りで300円ちょいだ、、
長さが27mmで100本だから2.7mですよ!>> amazon

あ、そうそう、瞬間接着剤のノズルが詰まったときにも使ってます。
この長さがちょうどということと、頭があるのでノズルに押し込んでも中に入り込んだりしない。そのまま簡易的なキャップにもなる。

あとは瞬着を少量接着箇所につけるときのアプリケーターとしても使えます

オススメなのが、0.7mm径のドリルを常にチャックしてあるピンバイスを用意しておくこと。
注意はプラ用のニッパーで切ろうとすると一発アウトです。
切った断面は250番ぐらいのヤスリスティックでならせばいいかと

次は0.5mm径
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0.5mm径は下のようなディテールに使ってます
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これだけ細い線材は長い状態ではまっすぐを保った保存が難しいし、扱いが不便なので、このように切ってある方がいいと言えばいいかもですね。
頭がないけどこれが近いかもしれません >> amazon

で、今回またまた素材引き出しから発掘した0.3mm!すっかり忘れてましたが、これも大昔にカーモデル専門店で購入したものです
パッケージも、製品もすごく綺麗で使いたくない(←!)
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万能のような虫ピンですが、↓のようなくねくねさせた形状を作るなら真鍮線の方がやりやすいと思います。
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虫ピンはむしろ曲っちゃ困るようなアンテナとかに向いてるような気がします
そうはいっても0.5mmくらいだったらピンセットに挟んで曲げればどうにでもなると思いますよ。
そのときは一線級のピンセットは使わないこと。

細さとか、細かいけど頭の形とかいろんな種類があるので調べるとおもしろいよ
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左からHGUC F2ザクの足、0.7、0.5、0.3mm径の虫ピン

さあ、どうすか!