2015/09/26

PCでプロポーション検討の話


模型誌の「ももを5ミリ延長しました」、という記事のとおりにプロポーションに手を入れるのは非常に効率がよく、手軽にかっこいいプロポーションに改修することができますが、次のステップとしては自分好みのプロポーションを自分で検討したくなるのではないでしょうか?延長箇所や短縮箇所、関節のつき方を調整して、それがハマったときは非常に興奮しますし、極端な話、そこで満足してしまって、先の工程に進むことなどどうでもよくなってしまうモデラーさんも多いと思います。それくらいプロポーションの改修は楽しい工程なんですね。新キットのスクープ画像が出ても僕も含めてみなプロポーションの話しかしないもんね(←光造形+サフ画像じゃそれくらいしか語れないやん?)。

プロポーション改修といっても
1/144くらいでしたら実際のキットで試しに切ったり貼ったりして試してみるのもできますし、失敗してももう一つ購入してもいいでしょう。しかし、MGくらいになるとフレームが内蔵されていたり、改修の計画が重要になってきますが、経験でなんとかなることもあります。下の画像は今制作中のPGストフリですが、PGくらい大きくなるとパーツが大きすぎてカンも経験も通用しないので客観的にシミュレーションして改修の計画を立てることが重要です(というか重要でした)

今回オススメするのが
PCを使ってプロポーションを検討する手法です
Sfreedam-study.png
まずはこの画像のように、お手本となるような画像(中央はホビージャパン誌に掲載された伊勢谷氏の伝説のストライクフリーダム、右はkeita氏の伝説のMGストライクフリーダム)を制作中の僕のPGストライクフリーダム(画像左)と同サイズで並べて、首、肩、へそ、膝などポイントポイントで横線を引いてそれぞれの違いを把握します。そうすれば「あ、胴が短い」「肩の付き位置が高すぎる」など多くの改修ポイントを発見することができます。

IMG_2321_20150926130858aac.jpg
僕はそれをプリントして、このように改修ポイントをペンで書き込んで、改修計画を立てます。
PC上で画像処理でプロポーションを変えてしまうこともできますが、ここは好みですね。

実は上の2つの画像、時系列的には下画像が第一回目の検証(ほぼノーマルパチ組状態)。上の画像はその検証を元に実際にキットを改修したものの比較検証画像です。

で、その効果は?
このPCを使ったプロポーション検討は大づかみで「本当にやるの?」的なHow toですが、計画を立てるときにも、改修した結果のチェックにも有効です。この計画→検証のサイクルを一回でも回すと、後々の工程でプロポーションで「あれ〜?あれ〜?」ということはぐっと減り、手戻りが少なくなり、スピードアップにもつながりますよ
実際このPGのスケールで現物でのプロポーションの試行錯誤は僕には無理!という話です。
あと、凄腕モデラーの改修ポイントの発見もあって勉強になります。

機会があったらやってみてー。

*Keitaさん、画像提供ありがとうございます。