撮影環境 カメラ周辺の機材や小道具の話


今日はmat modeling serviceのガンプラ撮影環境の話、カメラ周辺の機材や撮影小道具の話です
カメラや撮影ブースについては過去のエントリーを参照ください

[撮影] 新・撮影環境についてー
[撮影] 撮影環境についてー

カメラとレンズと三脚
IMG_2333.jpg

カメラはNikonD40、これは数年前のNikonのエントリー機種で既にディスコン
 *2021,0912 追記 現在のカメラはNikon D5500です
レンズはSIGMA MACRO 50mm F2.8 EX DG >>
このカメラとレンズの組み合わせではAFが機能しないのでマニュアルで撮影
リモコン(有線)レリーズを使ってシャッターを切ってます

で、肝心なのが三脚。僕のカメラの先生のARUEさんも言ってはりますが>>、三脚はとても重要。
半年前まで5000円くらいのものを使ってましたが、脚延長ができなくなり、この際いいものを使おうということで、これにしました。
Manfrotto コンパクト三脚 Befree アルミ 4段三脚ボール雲台キット MKBFRA4-BH



各部の可動部分の精度、堅牢さ、動きのスムーズさがこれまで使っていたものとは雲泥の差。結果、様々なアングルに難なくセットすることができ、ガタつきもなく、撮影の快適さが非常にアップしました。何よりかっこいい、それだけで撮影が楽しくなる。もっと早く使えばよかった。

撮影に役立つ小道具1
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撮影時の小道具ですが、ホコリ取りブラシ、ピンセット、綿棒は撮影ブース横に常備
ホコリ取りブラシはその名の通り被写体にはからずもついてしまったホコリ取り
ピンセットもホコリ取り用ですが、ちょっとブラシでは取れないスミ入れの際についた綿棒の繊維などもこれでつまんでとります
綿棒はエナメルの溶剤を先端につけておいたものを1本、被写体についた汚れをとります。
これだけやっても撮影後、モニター越しにホコリや汚れを発見するとがっくりして肩が抜けそうになります、、。

上記のホコリ取りブラシはどこのメーカーのものか忘れましたが、以前Twitterでこの話題になった時に強く勧められたのが、タミヤのモデルクリーニングブラシ。リンクを貼っておきます

*2019年購入。超おすすめです。撮影時につくホコリが激減しました。
モデルクリーニングブラシ-静電気防止タイプ


撮影に役立つ小道具2
DSC_0025_20151010075311092.jpg

撮影で必ず必要なのが、この2つ。アクリルブロックとディスプレースタンドです。

アクリルブロックは昔のモデグラで使われているのを見て15年くらい前にハンズで購入したものを未だに使用しています(いい加減痛んできたので買い直さないと、、)。20x20x40mmの透明アクリルのブロックで、撮影に重宝します

ディスプレースタンドはハセガワのフレキシブルスタンドを使っています。実はこのスタンド、先端が3mmの丸棒にはなっておらず、写真のようにするには加工しないといけません。しかしこれを使っている理由は、最もシンプルで綺麗だから。何より透明感がアクリルブロックと同じレベルなので統一感があります。
フレキシブルスタンド>> yodobashi
*2021年現在廃盤

今白の背景紙を使っているのは上記写真のようにこれら透明の撮影小道具の存在感がいい感じに消せ、被写体を目立たせることができるところにあります。(実際ちょっとこれらの小道具を撮影するのは難しかった、、)

アクリルブロックの使用例
MG_Tallgeese_Gun-2_20151010075359fe8.jpg
例えば武器の単品での撮影時に被写体の下に置いたり
(うまく被写体がアクリルブロックに乗らない場合は、見えないところに小さくちぎった練り消しゴムを挟んで固定します)

MG_Tallgeese_fullback-1-06_2015101007533086e.jpg
被写体の下(トールギスの腹あたり)において、いい角度を作ったり、

DSC_0026_201510100857474e4.jpg
ロングライフルの先端や、ウイングの先端を支えたりします
特にロングライフルの先端を地面につけて撮ってしまうと、後でトリミングして先端が映ってなくても、なんとなくわかってしまい、しゃんとしない印象があります。
アクリルブロックを選ぶときの注意ですが、エッジに丸みのついていないものを選ぶのがポイント。さらに切断面が磨いていればベスト。上の画像のものは切断面に切断跡がついているのですが、新調するときは磨いてもらったものにしようと思っています。

フレキシブルスタンドの使用例
MG_Tallgeese_Action-2-07_20151010075328916.jpg
華奢に見えるジョイント部ですが、MGくらいなら充分撮影できます
白背景だといい感じに存在感が消えてくれます

RG_Strike-9_20151010075402912.jpg
1/144のMSだとこんな感じ。黒バックだとちょっとスタンドの透明感が美しすぎて、肝心の被写体より目立ってしまうかも。

補助的なディスプレースタンド
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ちょっとデザインがメカニカルすぎで透明感も前者に比べるといまひとつなので補助的に使っています
バンダイが出してるだけあって、ガンプラへの接続は問題ないのですが、面白いのは先端が3mm棒だけでなく、上の画像のようなマジックハンドのようなものが用意されています
なのでこれは撮影の猫の手的な使い方で、被写体を影で支えたりするのに使っています。



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これはMGリゼルのライフルですが、武器もこのようにつまんで固定できます。

撮影が楽しくなる小道具
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これはウチの画像にしばしば登場するエネルギーチャージパイプ的な小道具。自遊自在という素材を使って自作しているので、フレキシブルに曲げることができます
自遊自在は過去のエントリーパイピングの話参照>>

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これもちょくちょく登場するメカニカルスタッフのフィギュア。ビルダーズパーツの1/100フィギュアを塗装しました。やはりフィギュアと組み合わせると模型が盛り上がりますね。



ではでは〜。