撮影環境 レフ板を使って目を光らせよう


目は口ほどにモノを言うとはよく言ったもので、ガンプラのツインアイが光っていないと、いまいち生気が感じられません。今回はツインアイを光らせる方法です。とは言っても電飾で光らせるわけではなく、撮影時の光の反射によって光ったように見える(撮影する)方法です。
この方法ですが、ツインアイは光を反射する手法で表現されていることが前提です。
mat modeling serviceではツインアイの表現は大抵キット付属のホイルシールや市販のホログラムシートをツインアイの形状に切り出して貼り込む方法をとっています。この方法ですと周囲の光を拾いやすく、完成品を手に持つと、角度によってキラキラと綺麗に光ります
ただ、光る角度に制限があるので、ただ撮影すると↓のように全く反射せずにツインアイが真っ暗になってしまうこともよくあります。

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これも起動前の表現としてはいい感じなのですが、やっぱり↓のように反射を利用してツインアイが光ってくると、、

DSC_0061.jpg
ビコーン、どうでしょうか?

DSC_0060のコピー
反射していない状態と、反射してツインアイが光った状態と並べて比較しましょう。やっぱり光ると模型の画像が盛り上がりますね。

では具体的にはどうするか?
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mat modelingserviceではこのようなレフ板を使っています。
これはスーパーでもらった保冷バックのキラキラした部分を切り抜いたものです。柔らかいので必要な形に変形させやすく、軽いので、模型に接触してもダメージを与えません。

レフ板の使い方
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このレフ板をカメラのファインダーを覗きながら、ツインアイが光る角度にレフ板をセットして撮影します。
手で持ったり、軽いのでこのようにディスプレースタンドで固定することもできます。
どの角度で光るかは、数回やってみるとすぐにコツをつかむことができます。
これまで LEDライトとかをスポットとして当てたり試行錯誤してきましたが、今はこの方法に落ち着いています
このレフ板は複数枚持っていて、各部のセンサーなども同時で光らせる時は、あちこちから光を当てたりもします。

アルミホイルとかでも簡単に試せるので、気が向いたらやってみて。

じゃ、サフ画像の目はどうやって?
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結構問い合わせが多いので、いい機会なのでご回答。
ウチの製作途中画像のツインアイももれなく白く光ってるように見えますが、これは反射ではなく画像処理です。
製作途中といえどもやはり、上記の理由と同じく光っているほうが模型としてもりあがりますね。2011年のデルタガンダムからの表現ですが、他の方はほとんどやっていないので、これまでmat modeling serviceの差別化表現として機能してきました。
また、目を描きながら、どのような形状がいいのか検討できます。以前紹介した、プロポーションを画像を処理して検討すると同じですね。完成まではあの手この手で検討していきます。画像のGセルフなどの目は独特なので、今見るとサフ画像ごとに形状が異なってますね。

ではでは〜。