2015/12/06
C面はサフを吹くとチェックや面出しがしやすいという話
整面が実に楽しいRX78ですが、C面や糸面の整形は結構難しいものです。特にORIGIN版は鈍角のC面が続く難所がちょいちょいあって、一箇所失敗すると結構リカバリーに時間がかかってしまう部分も、、。
そんな難所の整面はサフ後に行うといいよというのが今回のお話です。

なぜサフ後なのか
コクピットカバーの周りなど難しそうな連続したC面はサフを吹いてからの方が、削ったところと削ってないところの把握がしやすく、C面の面出しがやりやすくなります。
プラの素地が出ているところが、サフ後にあらためて面だしした部分です。

その他にサフ前の整面時によれてしまったり、幅が不均一になってしまったC面もここで修正しておきます
あと、削ったところの色とプラ素地の色が違っているのがわかりやすいので、隣り合った面はなるべく片面だけ処理するに留めるほうがいいですね。C面だけを削ってもよし、C面の左右の面を削ってもよしですが、両面削るとサフのチェック効果が薄れてしまいますので。

蛇足ですが、上画像の緑丸のようなC面の中にある四角い凹ディテールも同じように、C面処理と凹ディテール処理をサフ吹きを挟んで分けた方が良さそうです。肩の部分はC面処理に、腹の部分は凹ディテール処理と工程を分けています。
このように分けると、それぞれの工程の出来をチェックしやすくなります。
この工程で使うやすりは
この工程で使っているのは面出しやすりの400番ー600番です。

ハサミなどで簡単に切れて、加工したい部分にあった形を作りやすくおすすめです。
Keitaさんに教えてもらったのですが、切る方向をやすりに対して長辺方向に切ると腰が強く、短辺方向に切るとしなやかになりますよ(やすり基材の木目によるところらしいです)
今年後半でこの面だしやすりをなどなどやすり環境を一新&定番化したのでまた紹介しますね。では〜。
面出しやすり>> スジボリ堂