仕上げ後の必須アイテム・指サック 


最終トップコートの後も様々な仕上げの工程や撮影があり、塗面を触る機会が結構あります。特に最終トップコートががフラットクリアの場合、感覚的な話ですが表面が柔らかくなり、指の汚れを簡単に拾ってしまい、いつのまにか表面が汚れてしまうことがちょいちょいあります。大抵の軽い汚れはエナメル系溶剤を含ませた綿棒で軽くこすれば取れますが、汚れがつかないにこしたことはありません。特に撮影中に指の汚れがついてしまうと、結構ショックですよね。
今回はトップコート後は必須の指サックの紹介です。

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僕はトップコート後にはこのようなラテックス製の指サックを親指、人差し指、中指につけて模型に触るようにしています。特に白塗装後の表面は汚れが目立ってしまいますので指サックは重宝しています。部品を組み立てたりするとにき力をかけてしまったり、二次部品を取りつけたり、結構トップコート後の塗膜を触ってしまうものです。

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撮影中もポージングの変更や、部品の付け替えで塗装面を触るので、指サックをつけるようにしています。
このウイングガンダムでは試しにトップコートにクレオスのスーパースムースクリアーを使ってみたのですが、素晴らしい表面のフラット加減が得られる一方で、汚れを拾いやすいような気がしますので指サックは必須かと。

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手全体を覆うラテックスの手袋タイプは夏場ちょっときついので、指サックタイプに行き着きました。ガンプラは三本指で大体事足りると思います。
同じ目的で薄手の布手袋を使っていた時もありましたが、ラテックス製のものに比べると皮膚感覚が薄まることと、布なので鋭利で繊細な部品を繊維に引っ掛けて破損してしまったことがあり、この指サックに落ち着いています。コスト的にも安いので、一回購入すれば都度使い捨てても相当持ちます。
仕上げ後の模型を持つ以外にも、エポパテを練って、造形するときなどにも使っています。
もし興味があれば使ってみてください。転ばぬ先の杖的アイテムです。