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Author:mat
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効果的なメタリック塗装仕上げについての話


今回も前回に続き、小ネタのHow toを、
メタリックカラーの使い方ですが、自分も皆様もこの数年で随分変わってきたなと感じます。かつては「金属質感をアピールする」ギラギラ仕上げが多かったのですが現在は「形状をより際立たせる」などメタリック塗装の効果に多様性が出てきたように感じます。
メタリック塗装仕上げは光を反射する特性から曲面の立体感や角度のついた面の立体感をより強調する効果があります
そんな例ですぐに思いつくのがバーニアなどのメタリック塗装ですね

MG_Tallgeese_Backpack_12_20170205202912aed.jpg
こんな感じバーニアにメタリック塗装は本当によく似合う、欠かせない。

今回はその他にメタリックの塗装仕上げをこんな効果を出すのに使っているという例をいくつかご紹介します

1.奥まったディテールの存在感UP
奥まった部分でもちらっと、でも存在感を伝えるメタリック仕上げの例です
こんなに↓鈍いメタリック仕上げですが、曲面に塗装することで、そのハイライト部分が暗い部分でも主張します

MG_Delta-004_20170205202909f85.jpg
デルタガンダムの脇腹のシリンダー状ディテールも

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バイアランの足の付け根の球状の関節部分も

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バイアラン同様のνガンダムの球状パーツや手首のリング状の部品など、影になってしまう部分でも部品の存在感を伝えることができます。

2.シャープな形状をより強調
ゾゴックの頭部のブレードなど
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浅い角度のついた面で構成された部品の立体感を、その立体だけで表現するのは難しいのですが、メタリック塗装をすることでシャープに見せたいディテールの立体感を強調することができます。シャープな造形をよりシャープに見せることができます

バズーカなどの筒部分
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綺麗に成形された筒の製造精度感を強調することができます。この精度感表現を積み重ねることでプラで構成されているように見えなくなってくるのではないかと期待しているのですが、まだまだですねー、、w。

3.一体成型品の立体感UP
動力パイプの立体感
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パイプが別部品ではなく一体成型のため、一般的な塗装だと立体感が乏しくなってしまいがちです
こんな時にメタリック仕上げは立体感を強調し、パイプ部分がマスターグレードのように別部品で構成されているかのような効果が期待できます
また、最低限のスミ入れ以外汚してないのに汚れた感が感じられたのは収穫。

4.擦れる部分に
部品同士が大きなエネルギーで擦れる部分
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こんなカタパルトデッキのレール部分などにメタリック仕上げを施すと、自然な感じに仕上がりますね。下地はあえてカタパルトデッキが射出される方向にヤスリ目を残したヘアライン仕上げにしたのですが、いまいち伝わらなかった、、(アイデアとしては面白いんですが改善の余地大アリです)

5.ツヤ感のコントロールは効果大
最近はメタリックカラーの使い方も多様で、特に作品全体のバランスを考えて、メッキ調のギラッとした仕上げは減ってきているように感じます。フラットコートで金属光沢のギラつきをコントロールすることが一般的でしょうか。そのコントロール加減でも面白い表現ができるという例を紹介します。

メタリック塗装の艶違い仕上げ
MG_Tallgeese_Action-1-08_20170205202912db1.jpg
フラットコートを軽く吹くとメタリックの粒子感が少なくなり、若干シルキーな印象になります
メタリック吹きっぱなし部分とフラットコート仕上げ部分のコントラストを意図的につけてみると、立体的な仕上がりになり、高級感が出ます(腕時計などの金属部品の表面仕上げによく使う手法です)。トールギスのような高級感のあるキャラクターなどに効果的ですね。

6.いつも使っている色は

メタリック系でいつも使っている色は大体決まっています
もうこの↓組み合わせばっかり

メタリックグレー:クレオス スーパーアイアン
フラットコート:フィニッシャーズ スパーフラットコート
*ギラズールの動力パイプのみクレオス スーパーアイアントスーパーゴールドの混色です

 

その他のいつも使ってるカラーはこちらから
http://matmat825.blog69.fc2.com/blog-entry-826.html

今回はここまで。ではではー。

空気感が出現する、マーキングへのオーバーコート。


いきなり一般的ではない書き出しであれなんですが、mat modeling service の画像は曇り空の屋外で撮ったような空気感が目標なので、大抵のキット付属のマーキングではコントラストが強過ぎます。
例えば下のMGνガンダムVer.Kaのフロントアーマーの特徴的なRAの文字ですが、キット付属のマーキングはダークグレーなので、下地の白(ガイアのホワイト)とはグレースケールの濃淡の差が激しく、そこがどうしても曇り空下の環境に見えず、ここはピーカンのカリフォルニア?となってしまいます。
ですのでそのような感じた時はもう一度ハンドピースを手に取り、ベース色でふわっとマーキングの上からオーバーコートをします、、と言うか今回のHow to はそれだけなんですが、、。

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ただ、このようなパーツはオーバーコートにちょっと工夫が必要です。RAマークの上のインテーク部分や、赤マーキングや、その他スミ入れ部分はオーバーコートしたくないのですが、ベース塗装後にRAマークだけ貼って、オーバーコートをするとなれば手間が大変です。
ですのでちょっとしたマスキングが必要になってきますが、そんな際マスキングテープでもいいのですが、僕は「指マスキング」で乗り越えちゃいますね。
塗装をかけたくないところを指(親指)でおさえて、ふわっとオーバーコートします。指の厚みと断面の丸形状で境目のないいい感じのマスキングになってくれます(指は多少汚れますけど)。みなやりますよね?指マスキング。

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同じくMGνガンダムVer.Kaのふくらはぎ部分のRAマークも白文字でコントラストが高すぎると感じたので、ベース色の紺色でふわっとオーバーコートしました。
曇り空下の空気感を出したいのが、大きな目的ですが、Ver.Kaということで特徴的な赤コーションマーキングを引き立てるという狙いもあります。
ただでさえカラーが多く使われているガンダム系のMSで今回は緑のサイコフレームもあり、Ver.Kaの赤マーキングもあり、引き立てる優先順位をつけないと全体的にカラーリングが喧嘩して大変なことになってしまうと感じたため、比較的大きなデカールには今回は引いてもらったというわけです。

Bya_09.pngバイアランの肩部分のマーキングも白デカールだったのですが、ベース色でオーバーコートしました。これは前述の「曇り空下の環境」と「多配色」に加え、1/144という小スケールという理由があり処理しました。

GFF以降、特にVer.Ka系MSにはくっきりコントラストのマーキングという一つの流れがありますが、この辺りはmat modeling service
ではこう考えているという一例として紹介します。

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一方でこのディスプレースタンドのように明らかに本体を引き立てるアイテムには、ベース色をオーバーコートしマーキングをなじませて本体周囲の空気感を乱さない処理をすることをお勧めします。

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その他にこのようなオンフレームのマーキングもその範疇かなと感じます。この部分は上に装甲をかぶせると全く見えなくなるけど、この無駄な手間が楽しいんですよね。

今回のHow toは作品完成後に全体的にまとまりがないなー、と感じた時にコントロールできる手法としても使えますよ。興味がありましたらぜひ!

ではではー!

【更新】ガンプラのオススメHow to インデックス


いつのまにか「ガンプラのオススメHow to」も59エントリーですよ。
定期的にバックナンバーをまとめてますので、どうぞー。

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【近況】今は東京のマンション住まいなのでドムトグフは洗面台で塗装と仕上げを行いました。工夫次第でプラモはどこでもできる、はず。

最近の更新分 new!

[その他]ディスプレースタンド 旧キット選手権の場合
[改修]装甲の厚みを感じさせる部分C面処理
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