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Author:mat
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模型のお守りの本


このブログ、mat modeling service は完成品やHow toや模型ライフを綴る模型ブログです。
僕にとって模型という趣味はすでに欠かすことのできない大切なものです。今自分が住んでいる環境だとしっかり模型を作りこむことができないですし、数年前海外に住んでいた時もそうでした。そんな環境において模型マインドの拠り所というか、持っているだけで保てる本があるんです。超絶な作例が載っているというよりも、ガンプラ!というよりも「ああ、模型って楽しいなあ、、」という模型人にとっての何よりの栄養を与えてくれるような本です
実際に今も持ってますし、海外生活時も持っていきました。全然読み返すわけではないのですが「お守り」なんです。
今回は超個人的な話ですが、あなたにもあるよね? そんな本の紹介です。

■横山宏Ma.k.モデリングブック
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中学1年の時に出会ったHobby Japanで出会ったSF3Dオリジナル(Ma.k.の前身)で、僕の「模型って楽しい」マインドが刻み込まれました。この本はMa.k.の素晴らしい作品と画像、目から鱗のノウハウの本のようで、読んでると、横山宏氏の語り口によるものも大きいと思うのですが、「模型って楽しいなあ」としみじみ感じ、全身に模型の栄養がじんわり染み渡ってくるような本です。僕と出身大学が同ジャンルなので、そのキャリアにもバックグラウンドにも共感するところが多く、未だに読むたびに気づきがあります。模型に対する楽しさと寛容さに大きな影響を受けました。
横山宏Ma.k.モデリングブックは続編の横山宏Ma.k.モデリングブック2まで発売中です


■モデルカーレーサーズ8 活字のない工作ガイド
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こちらはバイカーズステーションの増刊号として1994年に発行された本ですので、すでに中古市場でしか手に入らないのですが、紹介したい。
高校受験を機に模型趣味から一旦距離を置くことになったのですが、1996年の結婚を機に模型趣味に戻ります。しかもカーモデラーとして。きっかけは友人に友人所有のランチャ・デルタ・インテグラーレを模型で作って欲しいと依頼されたことでした。ハセガワのキットからメタルキットに至ってランチャばっかり作っていた頃に、うまく作りたい一心で書籍を漁っており、気がつけばこのモデルカーズレーサーズが手元に揃っていました。数ある車模型誌の中でどうしてこの本に惹かれたかというと、やっぱり模型の楽しさを感じるところだったんですね。特にその楽しさが凝縮されているのがこの第8号。サブタイトルが「活字のない工作ガイド」ですよ。紙面全体にわたって、画像以外の文やイラストが小林誠氏によるものなのでたまらないです。活字であれば隠れてしまいがちな気持ち部分が、直筆の文字、イラストで溢れ出しています。こちらはMa.k.モデリングブックと違って、模型趣味にちょっと疲れたなあ、、と思う人にとって薬になるかもしれないし、毒になるかもしれないですね。溢れちゃってるから。

ここまでは僕の永遠の模型のお守りの本(常備薬)の話なんですが、このエントリーを書くきっかけとなった本を最後に紹介します。

■Hobby Japan next
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模型のお守りになるかも、、と思って読んでいましたが、とんでもなかった。これはたまに出会う「頑張りたい、負けたくない」と思う本。ある意味「模型って楽しいなあ、、」を超えて刺さってきます。
これは、完成品やHow toや模型ライフを綴る模型ブログ「mat modeling service 」にとって完全ライバルです。はい、全然レベルが違いますが、「あ!ほんとはこれがやりたかったんじゃないの?」と電車の中で読みながら気がついてしまいました。ああ、、ホントタチが悪いよ、丹さん(笑)。

まずはカメラか?(←違うでしょ?)

   

【更新】ガンプラのオススメHow to インデックス


初心者向けとは言えないけど、これまでの制作の中で発見したオススメのHow toを紹介する「ガンプラのオススメHow to」、定期的にバックナンバーをまとめてますので、どうぞー。

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最近の更新分 new!

[その他] 巨大感を演出する工夫のお話 -製作編-
[仕上げ] 効果的なメタリック塗装仕上げについての話
[仕上げ] 効空気感が出現する、マーキングへのオーバーコート
[工具] 2016年 模型とその周辺で使ってよかったもの8アイテム



バックナンバー

[もう一度初心者] 模型ライフリスタート
[塗装] スミ入れ色の話  
[塗装] ブルーグラデ塗装のちょっとしたコツ
[塗装] 色味のコントロールの話
[塗装] いつも使っている色は
[素材] 溶きパテの話
[素材] 夏休みっぽく今回は虫ピンのお話です
[素材] パイピングについての話
[仕上げ] 極薄シールで作るディテール表現
[仕上げ] リカバリーはカラを破るチャンス(かも)
[仕上げ]妄想を刺激する、覗き込まなきゃわからないディテール
[仕上げ]最も簡単なディテール工作 穴あけディテールの話
[仕上げ] 影部分の処理の話 
[仕上げ]影部分処理の話 その2 穴の表現
[仕上げ] プラ板ディテールのひと手間 段オチフレーム
[仕上げ] アクセントの手段としての光沢
[仕上げ] デカールの段差処理のひと手間
[仕上げ] 伏線の回収 デカールの段差
[仕上げ] レッドポイントの作り方と貼り方の話 
[改修]ミキシング始めるなら◯◯メカがオススメ
[改修]装甲の厚みを感じさせる部分C面処理
[改修] ミキシングで旧キットをアップデート
[改修]C面はサフを吹くとチェックや面出しがしやすい
[改修]楽しいミキシングを強く勧めるよ 
[改修] FW GUNDAM CONVERGEの改修の話
[改修] 手は口ほどにモノを言うの話
[改修] 異次元の精密さ エッチングパーツを使おう
[撮影] 画像は光の当て方で雰囲気が変わるよ
[撮影]ガンプラのオススメ撮影 How to まとめ
[撮影] なぜ白背景なのか?その作り方は?
[撮影]カメラ周辺の機材や小道具の話
[撮影]レフ板を使って目を光らせよう 
[撮影] 自作のグラペでコンバージを撮ろう
[撮影] 撮影環境についてー
[撮影] 新・撮影環境についてー
[撮影] ポージングと画像についてちょっとしたこと
[撮影] PGストフリをどう撮るか?
[構想] PCでプロポーション検討の話
[構想]カラーリングの変更は急がば回れ
[工具]こじ開けはパチ組み必需品です 
[工具]いい道具はやはりいいのだ ヤスリの話
[工具] 精度なディテールが簡単に スプリングコンパス ディバイダー 
[工具] マスク使ってる?
[工具] タガネの切れ味を復活
[工具] 新しいツールを手にいれた 最近のヤスリの話
[工具] 研げるのはタガネだけじゃない
[工具] ドレン&ダストキャッチャーII 使ってみた
[工具] 塗装の水対策
[工具] エアブラシから水がー!
[工具] 工具購入
[工具] 新兵器到着 塗装環境
[工具] 製作環境ーよく使う道具は
[工具] 製作環境ー小物入れ
[その他]ディスプレースタンド 旧キット選手権の場合
[その他] iPadでモデグラ150冊 iPadのモデラー的活用
[その他] 完成癖の話
[その他] 作業スペース
[その他] モデグラを150冊自炊した
[その他] 椅子が来た


巨大感を演出する工夫のお話 -製作編-


モビルスーツは18mからの巨大なロボットということもあり、そのスケール感を表現するために様々な手法が存在します。マーキングや、ウエザリング、人などの対象物を添えるなどは代表的なスケール感表現だと思います。
今回はmat modeling service でこれまで使ってきた「あ、、これはいいかも」という巨大スケール表現をあらためて紹介します。
すでに有名な表現や、憧れのライターさんの表現を習ったもの、小さなチャレンジ、うまくいった表現もあれば、アイデアはいいかもしれないけど全然伝わってないよ?というのもありますが、今回は製作編をまとめて!(今回はちょっと長いよ)

1.人の気配がする、人スケールのディテール
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パイロットや整備クルーなどのフィギュアを置く。
最も直感的にわかりやすいですね。人がこれくらいのサイズなので、このメカは巨大だということがよくわかります。逆に 人目線で見てしまうと、こんな感じのディテールで良かったのかと落ち込みますw

一方で、直接にフィギュアを置かなくても、手すりや、人目線のコーションなどを人周辺に置くことで人の存在が感じられ、フィギュアを置くのと同等の効果を得ることができます

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このコクピット内の手すりは昔のモデグラ作例を見て、いつかやって見たかった手法です。白赤の注意色も初めて見たときはしびれました。

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このグリモアのアンテナなど人とは関係なさそうですが、胸の上面ではなく下面にレイアウトしたこと、先端に注意色(赤)をつけたことで、狭いメガファウナ内での整備環境が伝わったらと、、。
狭い環境、多人種、無重力に不慣れな登場人物などなど、ピット内で人が引っかからないようにするこのアンテナの工夫で人の営みが感じられたら、、、ってそんなユニバーサルデザイン的ストーリーを考えたのですが、やっぱり伝わらないですよねー、、w(そもそも、じゃ、なんでGセルフのアンテナの先端は赤くないのん?とかツッコミどころが、、)

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↑のようにメガファウナじゃなくっても人に向けてのコーションがあれば、少しは効果が伝わるのではないかと、、と思いながらも今後も制作を続けよう。

2.色の工夫
黒の代わりにダークグレー

このブログでもよく話しますが、絵画で黒をそのまま使うことはしません。どんなに暗い部分でも空気を通して伝わるので、クロそのものが目に届くことはないからです。(宇宙空間ではその限りではないですが、、。)なのでこの下画像のザクの各装甲の裏の塗りつぶした黒に見える部分でもダークグレーを使ったほうがスケール感を伝えやすいのです。ウチのダークグレーの目安はタミヤのジャーマングレーです。これでも十分黒に見えますよ
http://matmat825.blog69.fc2.com/blog-entry-848.html
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マーキングのコントラストを調整する
前々回のエントリーで紹介した内容ですね。マーキングとベース色のコントラストを調整すると、おもちゃっぽさが軽減されます。以下リンクにマーキングのコントラストをコントロールするHow toを紹介してますので参照ください
http://matmat825.blog69.fc2.com/blog-entry-914.html
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メタリックカラーの輝度を調整する
これも前回のエントリーで紹介しましたね。
これらのエントリーで言いたかったのは、いかにトイ感を払拭して、何メートルかの空気を経て実在するかのごとく模型が存在するための違和感をコントロールするHow toです。という内容だったのかと書いた本人が今気づいた。
http://matmat825.blog69.fc2.com/blog-entry-915.html
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3超巨大MAの制作で挑戦したこと
MSを傍に配する

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これは前述のフィギュアを添える手法と同じですね
しかし個人的にはMSのフィギュア添えよりMAのMS添えのほうが盛り上がるんですねー なんで? 超でかいもの(MA)の傍にあるのはよく知るでかいもの(MS)、という論法。

読ませる系マーキングを使わない
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誰がそのテキストを読むのか?MS?自分の過去の完成品を考えると赤面してしまいます。ここはコーションというよりグラフックに徹するのが吉ですねー(ちょ、ちょっと、こんなこと書いちゃってるけど、読めるマーキング入ってるよ、、w)

虎の威をかる
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MSとは桁違いの巨大感を表現するためには、メカの集合体のような、よく知るモチーフを見出す必要がありそうだということで考えたのが石油プラント。撮影対象として大人気ですよね。
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このディテール感を盛り込むことができれば、一皮むけた巨大感が、、と思ったんですが、どうでしょうか?ちょっとやりきれてなかったかもですねー。誰もが知る巨大な虎の威をかる作戦です。

ゲージ部分を作り込む
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そうそう、エルメスの巨大感を演出するって、ビットがMSとの巨大さ加減判断のゲージとなるのでは?むしろビットとMSのディテール勝負になるのでは?ということでここは特に慎重に仕上げました。直接対峙するアイテムには対峙する相手と同様のディテールの配慮が必要なのかもしれないですね

4うまくいかなかったけどスジは良さそうな例
MSで馴染みのデザインを踏襲する

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その1、例えば特徴的な2門のビーム砲はメガ粒子法と仮定して、センチネルのディープストライカーのメガ粒子砲のデザインを踏襲しました。あのSガン比ででかく感じたメガ粒子砲がこの大きさということはこのMAどれほどでかいか、、と。(本当はもっとでかいですが、、)

その2、例えばエルメス下部の今回追加したプロペラントタンクの基部ディテール
これはフルアーマユニコーンガンダムの巨大なプロペラントタンクの特徴的な本体接続基部を踏襲しました(以下略w)

上記2例はスケールが微妙だったのか、再現度が足りなかったのか、イマイチだった感もありますが、巨大感を演出する手法としては有効だと信じてます。というのも元ネタがありまして、今でも覚えてるのがゼクツヴァイの手のサイズの表現です。
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このように本体からはアンバランスにも見える手のサイズですが、これを見るだけで、(ゼクが横に並ばなくても)手がゲージとなって巨大なMSということが直感的にわかる素晴らしい表現ですね。
その他にセンチネルで言えばセンチネル最終回ビグザムのひざ関節横の白丸部分もビグザムサイズの白丸すぐ横に二重間接風に通常MSサイズの白丸部分があったのにもうなりましたね。

このようにまだまだ試行錯誤中ですが、今後もいろんな表現方法にチャレンジしていきたいなと。